星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

ディーゼルしんかんせん

21日土曜日は、予土線を走る汽車を追いかけて遊ぶ。松野あたりで、線路沿いで、汽車が来るのを待っていると、来た。 トロッコ列車と新幹線とかっぱうようよ号。 写真、息子はなんかもっとこだわって、花と汽車と撮ってたな。そんで、もう菜の花はいい、と…

遺跡めぐり

くる日もくる日も、耳に入ってくるのは新型コロナウィルスのニュースで、ほんの10日ほど前のことを書こうと思うのが、ずいぶん前のことのように思えるけれど、今朝、兄から電話があったのは、愛媛で集団感染があったという話だった。葬儀での集団感染らし…

菜の花の丘を越えて

地理が苦手だった。加えて、好奇心よりは気後れの強い子どもであったから、家と学校を行き来するより外の地域については、何にも知らないまま、郷里を離れた。犬寄峠なんて、名前も知らなかったわ。19日、朝ごはんを食べて高松のホテルを出て、宇和島まで…

納骨と温泉と

父の葬儀を終えて、帰ってきたら、コロナ対策で学校は休みになり、学年末試験も流れて、息子は大喜び。ああもう、物理をやらなくていいんだ、とか、提出が4月なら、なんで通夜の後までノート開いて数学の問題解いていたんだ、とか言っていたが、そのあとす…

風が吹いて

1月27日、宇和島にかつて経験したことがないほどの、突風が吹き荒れた。上の叔父の家の納屋は崩壊したし、父の家の周辺も、そこらじゅういろんなものが散らばったらしい。お城山の管理や観光案内をしている下の叔父は、お城の木が倒れたところに遭遇、小…

愛の夢

弟には15、6年ぶりくらいに会った。前に会ったのは、息子がまだ赤ちゃんのとき。弟の大きな声におびえていたのを思い出すけど。いまは弟も補聴器を入れて、自分の声の調節もできるようで、普通に会話できた。息子にすればはじめて会うのだが、彼が言うには、…

父の杖 

なんだか、あっという間だった。父の葬儀を終えて、昨夜帰宅。 23日の午後に息が止まった、という知らせが来た。電話の向こうで兄が涙声。突然といえば突然。医者は転院先を探していたから、お花見くらいはできるかと思った。私は26日に帰省のつもりだっ…

局地風(わたくし風)

1月27日に、宇和島を襲った強風は、局地風で、わたくし風、というらしい。32.6メートル。とんでもなかったろうなと思うんだけど、兄が言うには、あんなひどい風は生まれてはじめてだったらしい。その兄が電話してきたのは、7日だっけか。一週間ほど前…

っぱなしの…

服脱ぎっぱなし、電気つけっぱなし、戸をあけっぱなし、食器出しっぱなし、カバン投げっぱなし、本投げっぱなし、教科書ノート出しっぱなし、それで、提出物がどこにあるかわからないとか、ばたばたしている。いいかげんにしてほしい。と息子に言ったら、マ…

阿川パパ

1か月くらい前かな、テレビに、山口の阿川駅が映った。それで、なになに、とのぞきこんだら、鉄道番組じゃなくて、阿川佐和子のファミリーヒストリーだった。阿川のルーツがそこだということで。で、お父さんの阿川弘之が広島で生まれ育って付属から東大に…

存在しようと

詩誌「みらいらん」。コラム書かせてもらったので、貼っときます。 ドイツ語ができないので、リルケの詩が本当はどうなのか、わからない。手もとにある3冊ほどの詩集の訳はそれぞれに違っていて、私が15歳のときに、記憶した訳とも違う。どんな本を読んだの…

詩誌「みらいらん」5号の小特集「童心の王国」面白かった。そのなかで、蝦名泰洋さんが、季語と芭蕉の俳句のことを書いているんだけど、途中にはさまれている修道院の僧ベルナールさんの話が、個人的にツボだった。修道院の庭に花を見つけて、沈黙の戒を破…

母のつづき

母が52歳で死んだので、人生はそれくらいの長さなのだろうと、思っていた。わりと強く、そう思っていたようだ。それでも途方もなく、十分すぎるほど長く思えていた。18歳の頃は。人生が50年もあるなんて。 人生は終わったのに、なぜまだ生きているのかよくわ…

桂浜の小石

翌3日。暗いうちにホテルを出て、駅へ。行ったことのないところ、乗ったことのない路線は憧れであった。息子はやってきた車両に感動している。どこが感動ポイントなのか、私にはわからない。徳島から阿波池田まで。乗り換えて、土讃線で高知まで。この日は…

ユニコーン、こんなところで

2020あけましておめでとうございます。 1月2日3日は息子と旅。2日朝、朝5時過ぎの始発で出発、この日は青春18きっぷ。尾道の海が見えるあたりで朝焼け。瀬戸大橋を渡り、徳島行き鈍行、途中乗り換えて鳴門まで。 息子は徳島初上陸。私は何十年前かに一…

どこか、安心できる場所で

今読んでいる本のタイトル。「どこか、安心できる場所で」(新しいイタリアの文学)という短編アンソロジー。子ども、底辺労働者、移民たちのささやかな物語たち。なんといっても本のタイトルがいい。ちょっと泣きたくなるタイトルだ。朝、弟から電話。いき…

合唱祭と冬休みと紅まどんな

冬休み前の最後の行事が、合唱祭だった。息子たちの学校、4年生(高1)までしかしないので、今年が最後の合唱祭。彼は今年も、ピアノ伴奏という彼的に快適ポジションを得た。男子の声の揃わないのとか、女子にまじめにやってと叱られるとか、そういうごたご…

一隅を照らす

数日前。息子は恒例の、小テスト0点に課されるペナルティ作文をもってかえった。真夜中、もう寝てくださいという時間に書き始める。1枚でいいのを2枚もらってきて、表裏ぎっしり書くつもり。シャーペンの芯を太く濃くした分だけは読みやすいかもだが、相変…

真っ赤な秋

朝、外に出ると風景が赤い。向かいの森が真っ赤だ。 森の奥にいる考える人。12月。私がどんなに怠けても、季節は怠けずに過ぎていく。過酷なことだ。11月の終わり。ひさしぶりに映画を見に行った。「ゴッホ、永遠の門」。よかった。ときどき視野がゆらぐのが…

恒例の

急に寒くなって。朝、外に出ると、庭のもみじと向かいの森の紅葉が、きれいだ。 日曜日は、この時期恒例の国際フェスタのバザー。息子が風邪をひいて、手伝ってもらえなかった。手伝ってもらっても荷物運びだけして、あとはどっか行っちゃうんだけど、ひとり…

小さいおうち

「小さいおうち」(中島京子)を読んでいた。昭和の、戦前の話のなかで、昭和15年にはオリンピックが開かれるはずで、その話題とか、紀元2600年の奉祝曲の話とか、読んでいて、ふと現実のニュースを見ると、こちらはこちらで令和の奉祝曲の話で、どちらもが…

こんなに急いでいいのだろうか

2日遅れで誕生日のケーキ。炊飯器がつくってくれたのに、息子が自分でかざりつける。春と夏、畑のイチゴとブルーベリーを冷凍しといたやつ。ろうそくは省略。 それから夜遅くになって、前日の模擬テストの解きなおしの宿題やら何やら、やっていたが、もうい…

11月1日

そういえば10月最後の日、上野動物園のモノレールが運行を終えた。老朽化のため、という。この3月、息子と東京に行ったときに乗った。ここには世界でたったひとつのタイプのモノレールが走っている、と息子が教えてくれるまで、モノレールがあることも知ら…

詩を書く少年

数日前の夕空。私が高校生の頃に使っていた現代文の参考書を、息子が読んでいて、問題文の三島由紀夫の「詩を書く少年」が面白かったという。そうでしょうそうでしょう。「仮面の告白」を面白いと読んでいた子なので、そのあたりははまるだろうと思った。短…

待つ

中国の女の子が、太宰治を朗読しているのを、テレビで見かけた。「省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに」続きが気になって探す。 青空文庫にあった。ごく短い。 太宰治 待つ こういうのを書いてくれる太宰…

泥色の

このあたり、あの巨大台風の強風域の、ほんのはしっこがかすったぐらいだった。かすったぐらいだったが、風は台風の風だった。ちぎれた木の葉の匂いがした。 ニュースで見るあの泥水のなかのどこかに、12歳の私と弟がいるような気がした。泥水のなかを転びな…

コスモス

ほったらかしの畑のコスモスが花盛り。 ようやく涼しくなったので、草ひき。こないだなんとかニンニクだけは植えたのが、少し芽が出てきた。いちごは、雑草のすきまにかろうじて、生きのびたものは生きのびている。半分くらいは滅んだ。来週末の大掃除までに…

ニューロ・ダイバーシティ

朝、外に出たら、金木犀の香りがする。10月。雨が来る前に、花を摘んだ。半分砂糖漬け、半分焼酎+氷砂糖漬けにしてみる。息子の弁当にも飾ってみたが、花小さすぎて、気づかなかったらしい。 私の、中学のころの通学路の(ほんとは通ってはいけない近道)…

居場所

町会費の集金が来て、また1か月が過ぎたことを知らされる。いろいろ焦るけど。 先週、パアラランへの送金ができて、ちょっと一息。あるだけ送って、もうこちらには何にもないので、このあとは運を天にまかすしかなく、考えようによっては泣きそうな気持だが…

台風……

千葉の台風被害のニュースで、雨漏りの映像見たとき、体がざわざわざわっとふるえた。思い出したのだ。 私が中1の夏だった。台風の直撃で、被害にあった。あのときの台風の最大風速が50メートルだったのをおぼえてる。あの朝、「ねえちゃん、雨漏り」とい…