星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

帰省 夏の長門峡

帰国の翌々日は、山口に帰省。おばあちゃんが尻もちをついて腰の骨が折れたとかで、そんな時期に帰省しても大丈夫なのかと思ったけど、コルセットして痛みはないそうなので、帰省する。夏休み、まだ高校1年だし、大学のオープンキャンパスに行くことなどは…

パアララン 5

8月5日月曜日。台風のため、クラスは休み。とはいえ、台風は遠くて、このあたりは普通に雨が降っているだけなのだが、政府が休みと決めたら休みなのだった。クラスがないなら、マットレスを片付ける必要もないので、息子、起きるつもりがない。こんこんと眠…

パアララン 4

深夜まで、表で男たちの話し声がうるさい。そういえば、私の叔父のひとりが、声の大きな人だよなあと、思い出したりする。この異国の路地にも、私の叔父のような男たちが、大きな声をあげながら、肉体労働しながら生きているわけだ。日曜早朝、また男たちの…

パアララン 3

8月3日。深夜まで通りは人の声でにぎやかだ。人の声の鎮まった未明から早朝に豪雨。夜、激しい雨の音を聞くのは、疲れる。私の右側では、息子が軽い寝息をたて、私の左側では、犬のウィスキーが、寝息をたてている。ぐーすー。やがて、雨にも負けず、鶏の鳴…

パアララン 2

8月2日。未明、豪雨。雨の音で目が覚める。横に、何か気配があるなと思ったら、グレースの犬のウィスキーが寝ていた。雨季なのだ。気候変動はグローバルに起きていて、フィリピンの気候も昔とは変わってきたとレティ先生は言ったが、雨季は雨季なのだ。とき…

パアララン 1

7月31日、息子とふたり福岡空港からフライト。午後6時半頃、マニラ着。日本よりずっと涼しく、でも空気は湿気を含んで重い。空港の外で風に吹かれて待っていたら、グレースが迎えに来てくれた。グラブタクシーで、帰るという。スマホで登録しとくと使えるら…

夏休み!

夏休みになって、はや1週間。午前4時50分になると、向かいの森のセミがいっせいに鳴きだし、鳥が鳴き、夕暮れになると蛙も鳴く。にぎやかだ。ムカデを2匹、ゴキブリを5匹ほど見つけて殺した。畑のブルーベリーが食べきれないほど採れる。 三者懇に行くと、…

数字化け

高校生になって、すでに2度目の模擬テストがあった。 自己採点を終えて、帰ってきた息子が言った。「ぼくは確信した。ぼくは数学がわからないんじゃない。数字が苦手なんだ」つまり。1度目の模試では、数字の6が途中で9に変わってしまった(9が6に、だ…

あはれ花びらながれ

雑誌「みらいらん」4号(洪水企画)が届いた。 http://www.kozui.net/frame-top.htm 特集は田村隆一。 「空から小鳥が墜ちてくる誰もいない所で射殺された一羽の小鳥のために野はある」 詩「四千の日と夜」は高校生のときに読んだのだった。とてもかっこい…

人間模様

女の子たちはなんとかした。金曜日の夕方のうちに、隣人は、畑の網を張りなおしたらしい。360度、緑色のネットで二重に覆って要塞化していた。この3日間、鹿子は来ていない模様。上段の隣の畑に入らなければ、うちの畑にもまず入ってこない。1.6メートル…

鹿子、跳べ

うちの畑で遊ぶだけにしておけばいいものを。鹿子、上の段の隣の畑のいもの葉を食ったから、隣のおばさんが、鹿よけのネット張りに乗り出した。 鹿子はしかし、私が1メートル50センチの高さに張ったネットを助走なしで飛び越えている。糞と足跡を残している…

人の心とは……

「――人の心を知ることは……人の心とは……」というフレーズを思い出した。立原道造の詩、だということも。 はじめてのものに 立原道造 ささやかな地異は そのかたみに灰を降らした この村に ひとしきり灰はかなしい追憶のやうに 音立てて樹木の梢に 家々の屋根…

鹿子たち

日曜は早朝から、町内会の集会所の掃除当番。つづいて町内の掃除。近所の人たち総出で、草刈、草引き、枝を払ったり、溝の掃除。向かいの森は、持ち主のおじいさんが死んでかれこれ30年ほどになるのだろう。以前は、たまに息子が管理に来ていたが、その息…

バンビの食卓

外に出ると、向かいの森ががさがさ鳴る。のぞいてみると、私の気配に逃げていく鹿の尻が見えたりする。雨上がりの畑に行くと、枝豆が、茎だけ残してすっかり食べられていた。花も咲いてこれから楽しみだったのに。ジャガイモも花も葉もすっかり食べられてい…

箱のなかには

実家から送ってもらった箱のなかには、いろいろへんなものが入っていた。どこかに行ったときの記念に拾ったらしい石とか土とか。でもどこのものか、もうわかんない。中学の美術でつくったオルゴール箱はすでに壊れているが、そのなかに入っているのは、死ん…

現代文解釈の方法

参考書の話。息子、高校最初の模擬試験があった。自己採点結果など聞かされたが。数学がなんでそんなにできなかったのって話だが、少しは危機感があってほしい。どっかが雑なのだ。どっかが雑で、答えまできっちりたどりつけない……。英語は立派。最近は、パ…

しゅんとう

今日のおやつ。畑のいちごと近くの桑の実。桑の実たわたわ実っているが、高くて採れない。明日は、傘をもっていってゆすってみよう。 パアラランから届いたメールを、長文だったので、息子に訳してもらっていたら(いや、彼はとっても役に立つ)「ママ、フィ…

桑の実 桑の葉

桑の実を食べたら、口のなかが紫色になるから、食べたことがすぐにばれた。という話を、昔々、母から聞いたことはあった。母の実家は農家で、その昔は蚕も飼っていたらしかった。祖母(私が小さい頃に亡くなったので、この祖母の記憶はない)が家で飼ってい…

可愛いと可哀そうは双子

松村由利子さんの歌集『光のアラベスク』を読んでいたら、 パレアナもアンも健気な前世紀 天涯孤独という明るさに いつだって少女は孤児に憧れる可愛いと可哀そうは双子 という歌があって、なつかしい気持ちがした。松村さんの歌集は、本のいろんなところに…

春の食卓

この季節恒例のいちごパフェ丼。毎日畑でいちご狩り。97個、102個ときて、今日116個。ほぼ、ほったらかしだし、草引きも間に合わないし、いいかげんなものなのに、家族が楽しめるくらいには、じゅうぶん採れるのがすばらしい。夏のアイス用と冬のケーキ用に…

母の日?

母の日だったらしい。わが家は誰も思い出しもしなかった。フィリピンの女の子たちから、happy mother's day のメッセージが届いて(ああ、しあわせだな)はじめて思い出す。 昨日、母の日らしいよ、と息子に言ったら、ゲームから顔もあげずに「ほう」と言っ…

ままごと

連休は長すぎた。息子は、「学校にいきたくないわけじゃないけど、ずっとひきこもっていたいよ」と言いながら、行ったけど。私はパスポートが切れているので、申請に行ったり、土曜参観とか進路のなんとかで、学校に行ったり、あとはとにかく天気がいいので…

アイたちの学校

連休明け、上映の最終日にやっと行けた。 監督の高さんは、7年前にパアラランに来てくださいました。ところがところが、その時、連日の台風で学校休み、一週間ずっと休み……いまは思い出して笑えますが、あのときは、せっかく来てもらったのに子どもたちの撮…

連休の終わり

どこにも行けない何にもできない連休だったので、絵を描いた。なんか物足りないけど、「これでいい、へんなことして台無しにしないでほしい」とモデルが言うので、こんなところで。絵の終わりってわかんない。連休が終わるので終わることにする。 終わりって…

気づけば5月

気づけば5月。連休はぎっくり腰とともにはじまった。ぎっくり腰とともに終わるだろう。昨日までおうちでじっとしていました。2日ほど雨降ったけれども、昨日今日いい天気で。テレビも見ないから、忘れてしまいそうだったけれど、令和になったんですね。昭…

雨の連休

雨。向かいの森の新緑がきれいだ。もう藤の花が咲いている。畑も、雨でいっせいに緑が増している。レタスが育ち、ミニトマトが花をつけ、枝豆も芽を出した。いちばん元気なのは、雑草だが。台所のすみで芽を出していたジャガイモを埋めてくる。こんなに長い…

新緑

一雨ごとに季節が移る。朝、庭に出たら、向かいの森の新緑と、庭のチューリップが鮮やかだ。 昨日は雨のなか、授業参観。受付でクラス名簿に〇をつけたとき、そういえば今年は、クラス通信にも、クラスの生徒たちの名前がなかったと思う。つまり、クラスの生…

紫のチューリップとソウルフード

紫のチューリップも咲いた。きれいだわ。 ベルベットみたい。小さいころにこんな感じの服を着せられたとき、つやつやしている服が、さわると光の加減で、色が変わって見えるのが不思議で面白かった。 紫の、とくると「ガラスの仮面」の紫のバラの人を思い出…

蜂とチューリップ

チューリップ咲いた。いっせいに、でもすこし時間差で。日をずらしながら。きれいだわ。畑の。 晴耕雨読。晴れたので、私はせっせと草取りする。いちご畑とにんにく畑の。畑は蜂が飛びまわっている。数日前に枝豆植えようと思って耕していたら、蜂に刺された…

新学期 つづき

散り始めたユキヤナギと咲き始めたチューリップ。 息子は高校生になった。新しいクラスは、男子と女子の割合が1:2だそうで女子が多い。男子は顔も名前もわかる。女子は同じクラスになったことがある人はわかる。あとはわからん。つまり息子の頭のなかでは…