とべないとびばこ

今日は午前中、幼稚園の生活発表会だった。
ちびさん、木琴は前列真ん中で、上手にできた。ドレミの歌とかえるの歌。
今年は、歌と合奏のほかは、マットと縄跳びと鉄棒と跳び箱から一種類選んでチャレンジする、というもの。難易度の低いものから高いものまでメニューはいろいろ。
ちびさん、跳び箱。三段の跳び箱に、乗って、降りた。ひとりずつ、最後に「できた」というのらしく、ちびさんも「できた」と言っていた。
よしよし、怪我もせずに、乗って、降りた。
こういうことは他人と比べてはいけないのだ。
合唱は、ビデオをまわすかいがある程度には、ごそごそごそごそ動いていた。まあ、じっと立ってはいない。みんなが歌っているときに、なんと大きな口まであけていたが、歌ではなくて、あくび。
できないことも、まあまあ楽しそうにその場にいるので、上出来でしょう。
なかにひとり、みんなが歌いだすと、耳を手でふさいで、うずくまってしまった男の子がいて、きっと自閉症仲間だな、ずっとうずくまって姿が見えなくなっていたのが、歌が終わると、すっくと立ちあがって、にこっと笑ったのがかわいかった。

遠くの山や向かいの森の紅葉が、とてもきれいだ。