星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

パアララン・パンタオ2013年8月③

☆ボランティア Cimg3651


午後、留学生たち来る。日本からマニラ市内の大学に留学していたり、語学学校に来ていたりした学生たちが、あいた時間に、通ってきてくれているみたい。
子どもたちも喜んで、書き取りの最中に「ガンバロー」とか、叫んでる。

ジンも来ている。レティ先生の次女で、カビテに軍人の夫と、息子ふたりと暮らしている。息子たちはひとりはカレッジで、ひとりは卒業して働いている。ジンは子どもたちが大きくなってから大学で教員の資格をとって、しばらく前までは小学校で教えていた。いまは、パアラランとカビテの自宅とを行ったり来たりして、レティ先生をサポートしてくれている。

教室は、アルファベットのEとeの書き取り。マリアペレとグローリアと、ウネくんとマサくんの学生ふたりと、ジンが、それぞれ子どもたちに寄り添って教えている。
そのほかに、2人ほど、お母さんも来ている。お姉ちゃんと一緒に来ている子もいる。(いつもはお母さんと一緒らしい)

母親が来ているのは事情があって、何人かの子どもたちは落ち着きがなくて、立ち歩くし、自分が勉強しないだけでなく、他の子どもたちの勉強もじゃまするし、ジェイン先生もいないし、面倒が見れないと、レティ先生は親たちに言った。
すると、親たちは相談して、しばらくしてやってきて言った。
私たちも毎日来て、子どもに付き添うから、受け入れてほしい。

そんなわけで、お母さんの膝の上にすわってる男の子とか、お姉ちゃんに腕をつかまれて、本人はよそ見しているのに、腕だけが動いて、書き取りしている女の子とか、いるのだった。かわいいねえ。

授業のあいま、マリアペレが爪切りで、子どもたちの爪をつんでいたりする。
爪を切るとか、体を洗ってから学校に来るとか、手洗い歯磨きの、基本的な生活習慣も、教えなければいけない。

☆アガリンガリンモ Cimg3652


書き取りができた子たちは、グローリアに「very good」のスタンプを押してもらってる。ノートだけでなく、手にも押してもらうのが好き。
できた、とノートをジンに見せに行った女の子は、きれいに書いているけど、
でもこの子、eの書き順がちがってたよ、って言いつけちゃったっと。だって、私がなおしても、かたくなに、自分の流儀で書くんだもん。

数字を数えたり、アルファベットを読んだり、前に出て発表した子がよくできると、みんなで、手を叩いて足を踏み鳴らして、アガリンガリンモ(you are very good よくできました)ってほめてあげる。
これが、最初、アガリンゴリンゴって聞こえて、聞く度に頭のなかに林檎が浮かんだ。

ノートに、自分の手のかたちをなぞっていたレアは、私の手のかたちもなぞってかく。Cimg3662



クラスのあと、マリアペレがCDをかけると、子どもたち踊りくるっていたが、レアはダンスがとても上手。

子どもたちが帰ると、学校のなかは静かになり、路地は遊ぶ子どもたちでにぎやかになる。女の子たちがバトミントンしている。男の子たちはバスケットボールをしている。すっかり日が暮れても、小さな店先からもれる灯りのなかで遊んでいる。