スリリングな

パアラランに送金。助けてくださるみなさま、ありがとうございます。パアラランの子どもたち、今年も楽しいクリスマスを迎えることができると思います。

米大統領選からこっち、急速に円安がすすんで、これ以上円安がすすまないうちにと、急いで送金、待っていたら、すこしは円高にもどるかしらと思ったけど、先生の給料払わなきゃいけないから、待てないし。

いつもこんなですね。お金がじゅうぶんにあったためしはない。ないけど、前に進むことはできる。
希望をつくることも。



映画観てきた。「この世界の片隅に」。原作は読んでいるので、物語の内容や、人物像にとくに発見はなかったんだけど、アニメーションは美しかった。声もよかった。意外に、広島弁が快く聞けた。めったにないことだが。すずという人物(のんさんの声)の魅力だと思う。
すずさんに託されているのは、ふつうの暮らしの大切さだったりするのだと思うけど、でも、すずさんがふつうですかというと、そんなにふつうではないし、ふつうではない、すずさんの個性あってなりたっている作品世界なのだ。
すずさんがすずさんなので、本当はもっとごつごつした光景なのに、何かだまされて、するりとのみこまされたような感じがする。
いや、もとより、作品世界というものは、するりとのみこめるように変形している何かなんだけども。
魅力でもあり、違和感でもあるところのものを、うまく言い当てられないが。
のほほんとしているように見えて、もしかしたら、わりとあやういところに成り立っている作品の感じがした。

日曜は、エレクトーンアンサンブルの発表会がある。小4から中2までの8人グループ、最後の音合わせは、かろうじて曲になっている、かろうじて。その翌日から定期考査。
息子は息子で、スリリングな日々だ。