夏休み前夜

夏休み前夜。
金曜日で終わりかと思ったら、月曜日も授業があるらしく、火曜日は授業はないけど、個人面談。
それでも夏休みの宿題は出揃って、その量が半端ない。登校日が4日で、そのときに提出しなければいけないものもいくつかあるという。
英語の新聞と社会科の新聞と国語の作文。

それで、パソコン使いたいとか、資料を探してとか、写真が欲しいとか、なのだが、家のパソコンは勝手に使えないし(使わせないし)、協力してあげるけど、
私は今月末からフィリピン行くので、きみの宿題につきあってらんないから、必要なことは今のうちに言って、
ということで、この週末、夏休みの宿題につきあった。

社会科は歴史上の人物について新聞つくるんだって。暑いし、本を探しに図書館行くのもたいへんなので、うちに資料のある人にして、ということで、なんなく決まった。
ホセ・リサール。フィリピン独立運動の指導者、として世界史の資料集にも写真が出ている。数ある顔のなかでも、抜きんでてかっこいい。

「ホセ・リサールの生涯」という本があって、昨日それ読んで、今日、原稿書いていた。

久しぶりに本引っぱり出したら、埃くさい。
リサールの書いた小説、「ノリ・メ・タンヘレ」と「エル・フィリブステリスモ」は、昔古本屋が店じまいのときに、たまたま買っておいたものだけど、凄い小説だった。
戦慄して読んだ。Cimg8006_2

写真がいるっていう。ホセ・リサールのTシャツもっているので、写真とってみた。なかなかいい感じ。

「この人なんなの、すごすぎるでしょ」と息子。「20以上の言語が出来て、医者で小説家で農学者で思想家でって、天才だよね」。ほんとね。
「ノリ」と「エル・フィリ」は、翻訳は少し読みにくいかもしれないけど、いつかきっと読みなさいね。



それから、英語の新聞で使いたいのは列車の写真らしく、あれが欲しいとかこれが欲しいとか。以前に撮った写真のなかから探すのが一苦労。

私は私の宿題が一抱えあるんですけど。まず、畑の水遣りとか。いまは毎日トマトとブルーベリーが採れるのが楽しい。Cimg8005_3