星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

ニュースレター

パアラランのニュースレターつくっています。
うちの印刷機の、あんまりまじめに働かないやつの、機嫌とりながら。
刷ってる間、目が離せないというか、離すとたちまち、紙をつまらせるとかして動かなくなるのが、なんかもう、息子みたいというか、私自身みたいというか、Cimg8887

ま、がんばってます。
昨日、半分ほど発送しました。おいおい届くと思います。みなさまにはたいへんありがとうございます。
2週間ほどしても届かなければ、住所がわからなくて送れなくなっている可能性があります。送付先をお知らせください。
希望の方、お送りしますのでお知らせください。

次は9月中に送金予定です。どうかよろしくお願いいたします。

パアラランの古いニュースレターが出てきて、20数年前、白黒コピーでした。パソコンなくて、ワープロで書いて、記事と絵を切り貼りして、コンビニでコピーしていたのだった。
メールないし、電話ないし、届くか届かないかわからない手紙でやりとりしていた。私は英語苦手だしできないから、誤解のないように、できるだけ単純な文法、シンプルな単語で、レティ先生もそうしてくれた。
あの頃、地域の子どもたち、小学校に行けない子がほんとにたくさんいた。パアラランには10代の子もたくさんいて、みんなゴミ山で働きながらやってきていた。あのころの目標は、小学校卒業の試験をパスすること。でも、成績がよくて、ハイスクールに進学しても、中退する子がほとんどだった。
それが、いまはほとんどすべての子が、小学校に通えるようになった。フィリピン社会の変化も大きい。出生証明書の取得が容易になったし、経済成長もしている。教育に対する親たちの意識も変わった。

2003年頃からは、パアラランは小学校入学に向けた基礎教育を中心に行うようになった。小学校をドロップアウトした子のケアももちろん。
今年からは、公立小学校にはキンダーガーデン(幼稚園)ができて、この地域の子どもたちも通うことができるようになった。(通うのが難しい子は、もちろんパアラランで受け入れる)
地域の教育環境は、とてもよくなった。

いままで、5歳児の受け入れで精一杯だったパアララン・パンタオだが、キンダーガーデンに通える子は通ってもらうので、3歳児からの受け入れができるようになった。

貧困の連鎖を断ち切るためには、幼児教育が最も有効だというアメリカの調査があるという。
パアラランのお母さんたちの、学校への感謝の言葉を聞いていたら、息子が小さかったときのことを思い出して、いたく共感してしまったんだけど、

パアラランに小さい子のクラスができたことに、私はすごくワクワクしている。
3歳から5歳の間の子どもの成長のすごさは、ほんとに感動的だったと思うもん。

奨学生たち、若い子たちが元気にやってきて、アシスタント・ティーチャーをしてくれるのが、特別支援にもなっていて、レティ先生やパアラランのみんなが、こんなにすくない予算で、ここの子どもたちに必要な教育のあり方を、自分たちでつくりあげてきたということが、ほんとにすごいと思う。

資金のことだけが、心配。それはもう、私自身の頼りなさとかふがいなさなんだけど、
たくさんでなくてもいいので、必要な金額だけは、送れますように、と祈る思い。

日本でも事情は同じだと思うんだけど、貧困や発達障害や、いろんな事情で、
他の子どもたちにくらべて、いろんなことがすこしずつハードルが高くて困難になってしまう子どもたちがいる。でもステップをひとつかふたつ、あるいは3つか4つ増やすことができれば、ハードルは越えられるのだ。
パアラランは、開校以来、子どもたちに必要なスモールステップを用意することに努力してきたし、学ぶことはほんとにたくさんあると思う。

パアラランのレッスンプラン、すこしずつ訳しています。面白い。

http://www.fureai-ch.ne.jp/payatas/