朝の雪

水曜の朝、外に出たら、雪景色。

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あれは日曜日のことだったけど、電車に乗って街に降りた。一緒にどこかでごはんを食べようと思ったのに、息子は、じゃぼくはここで、と途中の駅で降りた。
しょうがないので、私はひとりで駅のうどん屋さんでうどん食べた。たぶん、息子がいても、こんなもんだったろう。
数時間後、用事も終わって、ホームで帰りの電車を待っていたら、向かいのホームを駆けていくひとたち、そのなかに、息子がいた。
なんでも、日ごろ走らないイベント列車が通過するらしく、その列車の写真を撮りに行く、ついでに、模型屋にも行く、というので、一緒に家を出たのだったが、なるほど、そろそろ列車の来る時間なわけね。
名前を呼んだら、息子は向かいのホームを駆けてゆきながら、ふと振り向いて、うなずいて、そのまま走っていった。母をかまっている場合ではないのだ。
彼は、もう母の知らない段取りで動いている。
私も息子を待たないで、やってきた電車に乗って先に帰る。私が帰って40分後くらいに息子も帰ってきた。
お昼ご飯はどうしたの? ってきいたら、彼がコンビニで買ったパンとおにぎりと、私の食べたうどんの金額が、同じ370円だったのが、なんかおかしかった。