サラマンドラ

カレル・チャペックの「サンショウウオ戦争」という本を読みはじめたんだけど、
そういえば、サンショウウオって英語でなんていうんだろう、と聞いたら、息子が調べてくれた。サラマンダー、というらしい。
すると耳のなかで鳴り出した曲があって、「サラマンドーラ サラマンドーラ ひーとりぼーっち♪」っていうの。
調べた。そうそう、子どものころ、NHKみんなのうたで、尾藤イサオさんが歌っていたのだ。一万年も仲間がいなかったのか。悲しい歌だったんだな。
このサラマンドラは、火トカゲ。
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この絵だった。子どもの頃に住んでた家の、二階の部屋の様子が見えてくる。二段ベッドがあって、テレビがあって、その前にぺたんとすわっている。窓の外の夕焼け。
久しぶりだね。また、会ったね。


サラマンドラ

燃える火に棲みつき ひとりぽっち 星を数えて ためいきひとつ 
サラマンドラ サラマンドラ
火の中の竜.
思い出数えて ひとりぽっち 黒いからだの 幻の竜
サラマンドラ サラマンドラ火の中の竜. 
最後の夢から 一万年 仲間もいない おどけもの
夜空の鏡に ひとりごと こぼれる炎 ぐちひとつ.
キバもなくした おかしな竜 誰か来て 彼と話して
サラマンドラ サラマンドラひとりぽっち ...

 

ところで、息子のクラスメイトたちは、ADHDを、アホだがひどくダイナミック、と訳して、地味に楽しんでいたらしい。個性の名前だね。