星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

冬休み

火曜日。冬休み前の(といっても、実際は冬休みに入ってから)三者懇談~。
「ふつうは、先生が親に何を言うだろうか、と思ってびくびくするんだろうけど、ぼくは、親が先生に何を言うだろうかと思ってびくびくする」と息子は言った。
夏休み前はそういえば、息子の嘘つきがばれてしまったのだった。
それで懇談だが、成績もいまのところ、いたってよろしく、しっかりしていて、みんなから頼りにされている。合唱祭のピアノも立派だった。騒がしい授業のことは申し訳ない。聴覚過敏の子はほかにも何人かいるが、息子が、そういったことにもめげずに、欠席がないのはすばらしい。
学校では猫をかぶりとおす覚悟だけあって、よその子の話みたいよ。家では軟体動物で、だらだらだらだらしているぞ、とは言ったような言わなかったような。
「先生からも親からも、大したことは言われずにすんでよかった」と冬休みの日記には書いていた。

毎日楽しそうだったし、学校での様子を聞く限りは成長も感じる。身長はついに母の背を抜いた。歴史的な冬休み。11月のはじめはまだ、私が1センチ高かったのに。いまは私が1センチ弱低いのだ。

水曜日。いつものK先輩と青春18切符三江線に乗りに行くから、その前日はがんばって宿題をする、と言っていたはずが、4時間机に向かって、その間ずっと、遊んでいたことがわかって、いつものことながら、ほんとにいつものことながら、終わったらおやつにしようと待っていた私は、なんだか心底がっかりで、
おやつなし、晩ご飯のオムライスの上、ケチャップで×をかいた。
きみが生まれてから今まで、いつでも何があっても、オムライスの上のケチャップは♡だったのに。
とうとう×になってしまった。今日は歴史的な1日だよ。
としみじみ言ってやったら、
なんと、息子は涙ぐんでいた。
……泣くのか、ケチャップの×くらいで。

木曜日、早朝、真っ暗ななかを出かけて行った。いつものK先輩と一緒、ありがとう三江線の旅。三次―江津間を結ぶ三江線、来年3月で廃止になるので、それまでにどうしても乗っておきたかったらしいのだ。
その夜、ネットのニュースに、自分たちが乗っていた列車と、先輩の姿を、息子は見つけた。テレビが撮影に来ていたらしい。


金曜日はぼんやり終わる。冬休みは短く、宿題は多い。5日には学校がはじまり、休み明けのテストもある。あと6日だけの冬休み。知らないよ?