マイテ

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朝、雪が積もっている。早朝6時半から雪かき。とりあえず、登校する息子の歩く幅だけ。道に出たら、車のタイヤの跡を踏んで歩けるから。いつものように7時前に家を出た息子、いつもならバスを乗り継いでも8時前に学校に着くはずなんだけど、今朝は、最初のバスが数十分遅れ、乗換のバスも数十分遅れ、あわせて1時間半遅れ、学校に着いたのは9時半。1時間目の体育は半分の生徒が間に合わず教室待機。2時間目の技術は、教師が間に合わず、4時間目の英語と交替、みたいなことだったらしい。雪が降ると、こうなる。午後、雪がやんでもさっぱり溶けない。
明日の朝はどうだろう。

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学校で、ひょいと顔をあわせた隣の隣のクラスの男子に、「マイテ、ってどういう意味?」と息子は聞かれたらしい。なので、説明した。
「特急つばめの展望車。マは重さをあらわして、イは一等車、テは展望車のことだよ」と説明しながら、こいつ電車好きだっけ? なんでこんなことを知りたいのかな、と息子は思ったらしいのだが、相手の男の子が知りたかったのは、古語のマイテ、だったらしいのだ。国語の宿題の再提出を迫られていたらしい。
マイテちがい。

枕草子の、秋は夕暮、、ですね。
秋は夕暮 ゆふ日のさして山の端いとちかうなりたるに からすのね所へ行くとて 三つ四つ 二つみつなど とびいそぐさへあはれなり まいて雁などのつらねたるが いとちひさくみゆるは いとをかし、、、
このマイテなら、私も知ってる。

特急つばめって、どこ走ってるの?って訊いたら、「いまは走ってないよ」って言われた。こっちのマイテも古語、か。