電池が…

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月が、皆既月食で、すごかったらしいのだが、私が見上げたときは、こんなふうだった。ぼんやり白いところが、たぶん月。曇ってて見えなかったってことです。がっかり。
電池が切れかかってる感じの光。そういえば、目覚まし時計が鳴ったり鳴らなかったりするのは、電池が切れかかってるのかな、でもこないだ替えたばっかりの気もする。安い時計だけど、鳴るか鳴らないかわからない目覚まし時計って、すごいスリリング。

息子、6時半ぎりぎりまで寝かせているが、この数日、朝の体の動きがぼんやりしている感じはしていた。寒い日が続いているし、週末に、英検があったり合宿があったりしていたし、疲れているんだろうなと思うけど、まだ目が開かないような状態でも、パン3枚にバナナ1本に野菜ジュースその他、ぱくぱく食べているのを見る限り、そんなに心配することもないかなと思っていたんだけど、
昨日の朝は、食べたあと、体の違和感を訴える。熱もないんだけど、なんかへん、らしい。
荷物抱えてバス乗り継いで登校するのは大変かなということで、パパが車で送っていったが。

帰ってきた。

学校に着いても、息子がしんどそうだったので、じゃあ保健室に行って、帰るという報告だけしてこい、今日はもう帰ろう、とパパは言ったらしい。
それで、息子は保健室に行ったのだが、保健室は鍵がかかっていた。先生がまだ来ていなかったのだ。それで職員室に行く廊下で、通りかかった先生に、保健室に行きたいと言ったら、その先生が職員室から教頭先生を呼んできた。なんと中高ふたりの教頭先生が来て、保健室に連れてゆかれて、毛布にくるまってソファーに横になって、熱をはかって(平熱だ)、そうこうするうち、養護の先生もやってきて、ぼく、今日は帰りたい、と息子が言うと、そうだね、顔色よくないし(いつもと同じ顔色だ)、帰った方がいいということになった。
(車のなかで息子を待っていたら、教頭先生たちまで一緒にやってきたので、パパは驚いた、らしい。)

それで帰ってきた息子、ごろにゃあんとすりよってきて、着替えて、寝た。そのまま夕方まで寝ていた。
担任の先生から、具合はどうですかって電話がかかってくる。ずっと寝ています。たぶん、疲れがたまっていたかもしれません、と返事する。
息子、もうすっかり日も暮れたころに起きてきて、うどん食べて、ピアノを弾いた。学校に行ってないので宿題がないというしあわせ。本を読んでごはん食べて、お風呂に入ってまた寝た。

たまにこういうことがある、ような気がする。たぶん、疲れてても自分で疲れてると気づかないのだろう。寸暇を惜しんで遊んでいた。

息子が小さい頃、ねじも巻かず電池もないのに動いているのが、不思議だ不思議だと、パパが言っていたのを思い出すけど。たぶん、電池の切れかかったような感じ。

目覚ましは鳴るかしら。息子は今日は起きるかしら。