星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

人間ドックで尿検査が要再検査みたいなことだったので、先週ようやく行ってきた。病院。私が気にならなくても血尿は続いているらしく、一度検査しときましょうか、というので、した。CTと膀胱鏡。
こわがりです。胃カメラもだけど、膀胱鏡も、見せてくれるのね。こちらで見れますからねって、わざわざ角度をあわせてくれる。いや、私、見たくないんですけど。内臓なんて、せっかく外から見えないようにできてるものを、わざわざのぞいてみたり、私はしたくないんですけど。でも見えるので見てしまう。胃カメラみたいにつらくないし。
胃カメラのときは、胃潰瘍と胃炎とか、なんか痛ましいものを見てしまったんだけど。
カーテンの向こうで、ああきれいですね、と医者さんの声がして、ああきれいだなと私も思った。きれいでやさしそうな膀胱だったよ。結果はなんにも異常なかった。出費は痛かったが。体験料と思うことにする。
看護師さんにやさしい声掛けをしてもらうのは、いいものですね。
そんなことで、めったに行かない市民病院に週に3回も行ったんだけど、思うに、このあたりで、一番人通りが多いのは、この病院のこの廊下ではないだろうか。お年寄りが多いが、働いているのは若い人も多い。早朝から縁日なみの人出、めったに顔を見ることのないご近所さんにも、ここで会うのであった。
外に出ると、通りは閑散とした平日の昼間。

帰りに買い物して、鯛のアラが安かったので、買って帰る。夕方、帰ってきた息子が、「今日の飯、何?」と聞くので、鯛、と答えたら、切り身の刺身と思ったらしい。そんな高いもの買いません。でも尾頭付きだよ。じゃなくて、尾頭だけか。
ほら、これ、と見せたら、「おお、鯛の生首!ふたつも!」と息子は言った。
生首…。たしかに。バックのなかから、ちょっと迫力のある形相で、こちらを見ている生首ふたつ。
アラ、という言葉は教えてないかもなあ。
煮つけようと思ったけど、どうしても刺身がいいと息子がいうので、アラから、削れるだけ削る。かたちはまちまちだが、けっこう取れたよ。醤油とゴマ油につけて、すし飯つくってちらし寿司にした。残ったアラは汁にした。
翌日、残っていた汁は、そうめんゆでて、鯛そうめんにして、私が食べた。
子どもの頃は、土地柄、釣りに行けばひっかかってくる鯛なんて、とくにめでたくもなく、食べていたのだったが、ひとりですすった鯛そうめんはあの頃の味がした。
偉大なり、鯛の生首。

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