星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

黙市

もらった柿を食べ終えた頃、ある日、外に出ると、玄関先のバケツのなかに、また柿がひとふくろ置いてある。数日後には、キウイがひとふくろ、置いてある。「ごん、おまえだったのか」と言いながら食べているが、たぶん、まちがいなく、お隣からの差し入れだと思う。

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こういうとき、たちまちお家の呼び鈴を鳴らして、お礼を言いに行く、ということをしないとマズイ、人たちもいるが、無駄に呼び鈴を鳴らさないでほしい、人もいて、私もお隣さんもそっちなので、畑で見かけたらお礼を言おうと思っているけど、まだ見かけないので、言ってない。
ほとんどおしゃべりしないのに、互いに、何か似たところを嗅ぎ当てていて、微妙に通じ合うところもある感じ。
会話はたぶん、「食べて」の3音があれば多いほうで、無言でうなずく、とかそんな感じ。

黙市(だんまりいち)という言葉を思い出す。津島祐子の小説のタイトルだった。...
向かいの森の紅葉がきれい。

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