星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

春休みの終わりに

春休み最後の昨日は、余っていた青春18きっぷで、尾道・糸崎へ。息子は電車を撮りに、私は桜を見に。

尾道の駅が新しかった。駅を出たら海が見える。
昔、尾道に来たのは、思い出してみると、かれこれ30年ほど前なのだった。青春18きっぷで北海道からやってきた女の子が、尾道に行きたいと言ったので。あのときは文学の小路とか歩いたのかな。大林監督の映画の跡とか。それから海へ行ったかな。あれも桜の季節だった。数年間音信があったけれど、彼女のその後の消息を、知らない。
息子は、以前に先輩と遊びに来てるので、今回は息子のあとをついてゆく。まずひたすら線路沿いに歩くわね。それから千光寺のロープウェー。楠の大木が、こわいほど凄い。千年の歳月を樹はどうやって耐えているんだか。

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山の上で、とりあえずごはん。駅のコンビニのおむすびとお茶。私が食べ終わらないのに、息子は、じゃあちょっと、と坂道降りてゆく。食べ終えてごみを捨てて、それから息子を探しにゆくと、大きな岩に貼りついていた。ここから市街の線路がよく見える、そうで。海が青くてきれいだ。

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林芙美子の「放浪記」の碑。「海が見えた。海が見える。…」このくだり、大好きだった。

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桜は満開少し前。千光寺には寄らず、ロープウェーでとっとと降りて、また線路沿いに歩いて、駅へ。

次に目指したのは糸崎神社。糸崎の駅からちょうどバスの便があってよかった。線路脇の桜は満開。ここ、バスが1時間に1本しかなくて、1時間ひなたぼっこ。
たまに電車や貨物列車が通るときにカメラを向ける以外は、することもない。息子は桜の下に座り込んで「瞑想」していた。離れたところから見ると、ただの黒猫のようだった。

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息子の計算では、この春、私たちは3000キロの旅をしたらしい。