帰省 ③闘牛と釣り

8月14日。宇和島闘牛お盆場所。

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毎年来ている気がする。今年も来た。年下のほうの叔父さんが、ボランティアかシルバーワークかどちらかで駆り出されて、ハッピを着て、駐車場の案内やゴミ捨てをしている。

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尻尾に白いリボンか赤いリボンをつけて、闘う牛さんたちの、まじめさが好き。実は、負けたほうが賞金が多い。負けると心が傷つくので、そのショックをやわらげるため、らしい。先に逃げたほうが負け。
目があった瞬間に、勝負がついてしまうこともあるが、10分も15分も角突き合わせて闘うこともある。1トンほどある牛たちの踏んばりあい。

対戦記録を記入した紙がなくなったので、思い出せないんだけど、突き飛ばされて、柵を壊してしまった牛がいた。柵は竹製。その場で修理。竹を外から持ってきて、縛って、古い壊れたのを切って。

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関節炎で、痛む足を、痛み止め打って出場したのもいた。すごくいい勝負をした。
結びの横綱戦は、どちらもパンダ顔。二升五合と三強パンダ。15分ほど頑張っていたかな、赤いリボンの三強パンダの勝ち。

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夕方、上の叔父さんと兄と私たちとで、釣り。いつもの釣り場に行ったが、いつもよく釣れるのに、なぜかなんにも釣れない。私がホゴの小さいのを1匹釣っただけ。
あんまりつれないので河岸を変える。
あんまり暑いので、魚もどうかしちゃったんだと思う。

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ここはわりとよく釣れた。ゼンゴ(小アジ)ばっかりだったけど。40匹。
叔父さんがさばいてくれる。私はひたすら、ゼンゴの皮をむく。もうちっちゃいのばっかり。40匹+ホゴ1匹、ぜんぶ刺身。
夢のようにおいしい。Cimg5672










8月15日。
朝、近くの公園に寄る。かれこれ50年近く昔に、父が請負仕事で作った公園の、巨大なすべり台。電話かける。「じいちゃんのつくったすべり台で、孫がすべりよるよ」。

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父に会って、それから兄に会って、それからじゃこ天とかまぼことちくわ買って、帰路につく。

今年の夏の旅はこれで終わり。くたびれた。