星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

批判

帰ってきた子ども、
「ぼく、今日、学校でヒハン(ヒ、にアクセント)された」と言う。
批判された、らしい。

批判、などと聞くと、たちまち、文化大革命連合赤軍か、を連想してしまうんですが、
誰かに何か言われたようですね。

何を言われたの。

週末に、晩ご飯つくるお手伝いするといって、キュウリをスライスしていて、自分の小指もスライスしかけたので、絆創膏を貼っている。それがピカチュウだかビチュウの絵がはいっているのを、
「だめなんだよ」って言われた。

それから、音楽の時間のリコーダー、子どもは、私が小学校の頃に使っていた古ーいリコーダーを使っているのだが、ひとりだけ色もかたちもちがうのを、
「だめなんだよ」って言われた。

誰に言われたの。
「出席番号×番女子」(あいかわらず、名前を言わないで番号を言う)

どんな気持ちがした?
「心に穴があいた気がした。ちょっとだけね。だってぼく、ヒハンされたんだ」
批判、という言葉の使い心地をたしかめるように言う。

それでどうする?
「でも絆創膏は、いましてるのが防水だから、これでいいと思う。リコーダーは、言われたら、なんか恥ずかしい気がしたけど、でも無駄なお金を使って新しいのを買うよりはいいから、ぼくはこれでいいんだ。ぼくはもう、ソとラとシと高いドの音が出せるよ」

じゃあそれでいいです。女子はほんと、つまんないことにうるさいんだよ。女子のよけいなおせっかいを気にするな。
でもリコーダーは、もしきみが新しいのが欲しければ買ってあげる。

「いいや、ぼくは今のでいい」

一応、連絡帳に書き書き。「よくあることと思いますが、みんなちがって、みんないい、にしていただきたく。」



子どものノートには「板垣死すとも、自由は死せず」という言葉が書かれていたりする。日清日露戦争のまんが読んだら、出てきたんだって。
そいで気にいったらしいのだ。

あんまりうるさく言われたら「板垣死すとも、自由は死せず」って叫んでやれ、ってパパは言うのだが、通じないと思うけど、まあ、その心意気だあね。

空飛ぶ船。Img_4705