「お子さんはこのあたりです」自閉症スペクトラムの虹の上なり (野樹かずみ)
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日本精神神経学会は28日、米国で昨年策定された精神疾患の新診断基準「DSM-5」で示された病名の日本語訳を公表した。子供や不安に関する疾患では「障害」を「症」に改めるなど、差別意識を生まないよう配慮した。
主な例では「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」は「注意欠如・多動症」に、「性同一性障害」は「性別違和」に変更。「アスペルガー症候群」は単独の疾患としての区分はなくなり、「自閉スペクトラム症」に統合された。
──というニュース。
アスペルガー症候群、は使わなくなるのね。
「自閉症スペクトラム」が、「自閉スペクトラム症」になるのね。
まぎらわしいなあ。そのうち慣れるんだろけど。慣れるまで舌がまわんないだろな。メモメモ。
広汎性発達障害は?
「お子さんはこのあたりです」自閉スペクトラム症の虹の上なり
となるわけね。うーん読みにくい。まあいいや。
スペクトラム(連続体)という言葉は好き。
自閉度と知能指数の相関表を色分けしたものを見せられて、このあたりでしょう、と説明されたのだった。
居場所がわかる、というのは、それなりにほっとすることではあって、
なるほど、どこにいても虹の上だ、と思った。
息子3歳半。7年前のちょうどいまごろの季節。