星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

自治会

自治会総会。会の終盤、自治会費の値上げをめぐって、喧々諤々。防災費として月300円の値上げをしたいという去年からの議案なのでしたが。ここ、土砂崩れとか起きそうな地形だし、自治会にはお金がないし、お金がないと、災害が起きたときに何もできない。

近隣では数年前に小さな土砂崩れがあり、被害にあった土地の修復をめぐって、その土地の持ち主と自治会とでトラブルが起きた。費用の何割かは、県と市が負担し、残りは自治会の負担、となったのだが、自治会はお金がないので、それを突っぱねた。住人と自治会ともめにもめたあげくに、弁護士の仲裁で住人と自治会と数割ずつの負担ということで、なんとか収まった。

そういうことが起こるのはいやだから、自治会で防災費を積み立てておきたい。自治会として何かできることがあれば、行政との交渉もやりやすい。自治会役員も無報酬のボランティアなのだから、無用な争いをしなければならないとなったら、役員をする人間がいなくなる、という危機感もあって、もう何年も前から懸案のことだったのだ。
すっきり決まるとは思ってなかったので、その場で投票集計ができるように、パパがあらかじめエクセルで準備していたのが、役に立って、投票集計、4分の3が賛成で値上げが決まった。
値上げは全然ありがたくないが、懸念の問題が解決したのはよかったなあと、なんかへんな感慨。

この数年、この地域は、市への道路移管や、下水道整備や、役所との交渉ごとがいろいろあったけど、町内会がうまく機能していないと話にならないということは、傍目で見ていてもよくわかった。それらのことが、順調にすすんで、あと残っている最大の問題が、防災と自治会にお金がないということだったのだ。

昔、フィリピンで、ゴミ山のスラムに水道を敷設するときに、住民組織で水道管のお金を用意して(私たちが寄付を集めて送ったのだが)業者とかけあって水道敷設したり、電気も、電線の費用を用意して、電力会社とかけあって、電気の直接供給を実現したのを見ていて、住民自治の心意気を感じたけれども。
もしかしたらこの国も、行政が何かしてくれるのを待っていればいいという時代は、もうとっくに終わっているのかもしれない。町内会の政治力、経済力は、意外に大事かもしれない。そしてその、住民自治の政治力というのは、まず協力しあえる精神があるということなんだろうなと、思ったりした。

それぞれの発言には、その人の人柄が見えてきて、面白いというか、こわいというか。