子どもたちの闘い

ばたばたと夏休みはあわただしくて、ニュースもネットもあまり見てないんだけど、目にとまったものいくつか。

子どもたちの闘い。



2011_8_17 福島の子どもたちの声を届ける院内集会 
http://www.ustream.tv/recorded/16751202

◆日時:8月17日(水)15時から
◆場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
◆主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク


<子どもたちからの訴え>

・福島の子どもたちは、プールにも入れません。マスクをして、登下校をしているのに、基準値を何十倍も引き上げて、どうして安全と言えるんですか
・友達と離ればれになって、みんなバラバラになって、どうしてこんな思いをしなくてはいけないのか
・被ばくをすると将来ガンになるとききました
・避難をして親や友達と離ればなれになってしまい悲しい。集団疎開をさせて下さい
・私たちの家族、友達誰一人傷つけないでください

<交渉>
官僚:除染についての発言が印象的だった、除染を一生懸命やっている
子ども:除染しても安心できない、どうしてもっと早くやらなかったんですか?
官僚:最大限努力している
子ども:「最大限」って、どうなることが政府の方々にとって最大限なんですか?
官僚:予算をつけたり…
子ども:集団疎開について回答をもらっていないが?
官僚:特定避難勧奨地点を設けて…


<記者会見>
・大人なのに、子どもの言葉がちゃんと伝わらないのは、子どもの頃ちゃんと勉強していないのかなと思った
・集団疎開が決まっていないなら決まっていないと言ってくれればいいのに、ずっと黙っていて、質問の内容も変えられていてがっかりした



もうひとつ子どもたちの権利をめぐっての院内集会

「〈高校無償化〉からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の長谷川和男事務局長らは8月25日午後1時から、文部科学省さらに内閣府に出向いて要請を行った。午後3時からは参議院議員会館で院内集会を開き、重ねて朝鮮学校にも「高校無償化」を適用するよう関係者らが意見を述べた。」

http://www.janjanblog.com/archives/48038

朝鮮学校生たちは、無償化手続き停止に対し、提訴するだろう。当然のことだけれど、たいへんだ。



子どもたちに、こんなしんどい、闘いをさせなければならない、この国は恥ずかしい。この国の大人たちは、恥ずかしい。