星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

佐田岬(伊方原発)

四万十川沿いに、高知のほうへ行ってみようか、という案もあったのだけど、四万十市41度、Cimg4067
というのを見てやめる。行き先変更。佐田岬


昔から一度行ってみたかったのだけど、大変そうで行けなかったんだけど、いつのまにか原発ができて、岬の先のほうまで立派な道ができているみたいで、わりと楽に行けそうよ、ということで行く。
iPadminiがあるから、地図見ながら行けるし、と思ったが、・・・山や海のほうはもちろん、ごく町なかでさえ、使えなかった。

南予の通信状況は、ケータイは通じても、ipadは電波が圏外、というところが多かった。ホテルでも無理だったし。ま、あのホテルは昭和スタイルだから、いいんだけど。Cimg4072



父が生きた地図帳でした。60年も左官やってたので、南予一帯いろんなところに行っている、ここの駅の向こうのところで、昭和30何年かに、住み込みで仕事したとか、そのあたりの町に住んでいた人たちのこととか、話してくれる。新しいトンネルもできていて、道はほんとに、どこに行くのも近くなった。

初耳だったが、三瓶の港は、父の兄のひとりが、カツオ漁船に乗っていたのが、この近くの港から出た船で、それがインド洋で沈没した。遺体はあがらないが、船の沈没を確認したので、この港で乗組員の合同葬儀をした。
私が生まれる前の年だったらしい。

伊方原発周辺の道があんまり立派でくらくらした。山口県の道も立派だが、権力の息がかかると違うねえ。
原発は、山の上の道から、よく見下ろせた。父が、いつものように、どこででも立小便をするのだが、(80年このスタイルで暮らしてきたのだ。この人に都会暮らしはさせられない、と思う)
「じいちゃんが、マーキングしよる」とパパはからかう。で、息子もじいちゃんと並んで、っと。

ところで、父の家のぽっとん便所は、すばらしい。戸をあけると臭いにやられる。なつかしいともなんともいいようがない。細部を思い出すのがいやなので書かないけど、すぐに電話して、汲み取り来てもらって、と父に2度も言ってしまった。
息子も心得て、じいちゃんちでは、トイレは道でする。大きいときは、コンビニまで車で行って、そこのを借りる。

話をもどすと、ビジターズハウスがあって、いろいろ展示してあって、お金かけてるなあというCimg4036
展示だが、原発の内部の模型とか、たぶんこの近くの学校の、社会科の校外学習の訪問先にはぴったり、だったんじゃないだろうか。福島の事故が起きるまでは。

自由に見て回れるし、遊べるけど、数人の子どもがいただけで、閑散としていた。
クッションも気持ちいいのでひとやすみ。

科学の歴史、を白黒でデザインしたトンネルがデザイン的にいい感じだった。天井は空飛ぶCimg4053
歴史で、イカロスから宇宙ステーションまで。


ビジターズハウスにパパが最初に入っていったとき、受付でパンフレットをくれた女の子がおどおどしてたっていう。反対運動の人と思われたかな、って。あとで家族連れとわかってほっとしたと思うよ、って。

「フィニアスとファーブ」という息子のお気に入りのアニメがあって、そこに出てくる悪役の住むビルが「悪のデューフェンシュマーツ社」というのだが、原発のビジターズハウスが、そのアニメのビルにそっくり
それで息子は「悪のデューフェンシュマーツ社〜♪」と歌いだすんだけど、素朴な顔の受付のお姉ちゃんたちの前で、それを歌ってはいけない。Cimg4085



ビジターズハウスのビルが立っている丘のふもとに、道沿いに、何かお札が貼りつけてあると見えたのが、原発絶対反対のプラカードで、それがあまりにつつましくて、せつない感じだ。
原発道路は、車が走るとタイヤの下で音楽がなるところがある。親しい唱歌だったけど、なんて曲だったか思い出せない。息子はこの道路が面白かった。
山並みに風力発電の風車がまわってる。 Cimg4105