星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

定期考査前

もうじき定期考査だけど、試験前の家庭学習について、何時間勉強しましたって、報告するらしい。先生の言うことを真に受ける息子である。かわいそうに。試験前なんだから3時間4時間やりましょうね、って、無理ですから。
日頃学校に置いている教科の教科書も資料集も勉強するつもりで持って帰るので、荷物の重さでふらふらしている。それに季節がら、水筒の重さが加わる。肩こりと足の痛さを訴える。
息子、机には向かっている。でも15分ですむ問題に1時間かかってるっていうふうで、残り45分は、いろいろこっそり遊んでいる。数学のノートの下にもう一冊同じノートがあって、そこには架空の町の架空の路線図の架空の時刻表が刻々と刻まれていく。
ひょいと取り上げたら、どうしてわかるのって言うけど、わかるよ、そんなの。

それでも5教科は好きらしい。一番嫌いなのは体育。次が音楽。
なぜ音楽が? ってきいたら、みんながお喋りして騒がしいからって言う。小学校のときと変わらないわけだ。
「小学校のときよりひどい」と言う。
耳をふさいで我慢しているというその様子を再現させたら、耳を押さえて頭を抱え込むようにして、うるさいうるさいだまれ、と声に出さずに呟いているその様子が尋常じゃないので、それは先生に言いなさい、と言った。
ぼくがチクったとみんなにばれたらどうしよう、と言うのだが、そんなこと言ってる場合じゃない、聴覚の過敏があって騒がしさに苦痛を感じるということは言ってあるんだから。息子、連絡帳に書いていた。重要連絡、と赤ペンで。
でもこういう訴えが、まともに取り扱ってもらえるかは、わかんないよなあと思う。

小学校のときも息子はさんざん、連絡帳に書いて訴えてきたのだ。でも先生の返事は、残念なことですね、とか、クラスみんなの問題だから、気づいた人が注意して、とか、そんなふうで、でも注意してもシカトされて、また傷つくし、という繰り返しで、どうして息子にそんな負担を教師がかけるのか、音楽の時間はふれあい教室に行かせてくださいと私が言って、ようやく息子に声をかけてくれましたけど、あとわずかの期間だし、卒業式の歌の練習だからがんばりましょう、と言われて、結局、息子は最後まで我慢したのだった。

ピアノ仲間のYくん、しばらく見かけなかったんだけど、学校にはまだ行けないが、ピアノレッスンには来れるようになった。Yくんの中学は定期考査は終わった。Yくんは教室に入るのが無理なので、別室で受けた。授業に出てなくても、立派な点数なのである。でも数学と国語はふるわなかった。なぜかというとその別室が、生徒指導で呼び出された生徒たちがくる部屋で、そのとき騒がしかったのだ。違う部屋にしてほしいと言ったが、ここしか駄目だと言われた。翌日は衝立をしてもらって受けた。衝立ひとつも、お母さんが学校と交渉しなければならない。えらいなあと思う。

架空の町の架空の路線図の架空の時刻表。とりあげてる自分がせつないけどなあ、試験前だから、もうあと数日がまんしなよ、というこの頃。

どっか行きたいなあ。