星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

カントリーロード

朝、息子を送って外に出ると、向かいの森の紅葉がきれいだ。

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「ママ、音楽発表会来てね」っていうので、行かないつもりだったんだけど、行くことにする。

発表会にはまず、見回りパトロールのおじさんたちや地域の人たちを招待する。それで、保護者も来ていいよ、ってことなんだけど、
せまい体育館で保護者みんな入りきるはずないから、と思って今まで行ったことなかったんだけど。
行ったら、けっこうがらがらである。親は忙しいのだろう。それに6年生はクラス別に楽器演奏するが、5年生は学年全部で楽器演奏、1年から4年は学年全部で、一曲ずつ歌うだけだから、6年生になったら見に行くかな、という程度の内容ではある。

音楽発表会。
まず、校長先生の話は長かった。そのあとのパトロールのおじさん(元校長先生らしい)のあいさつも長かった。長いよっ。半分でいいよ。
子どもらがおとなしく聞いているのが、信じられない、ほんとにえらいなあと思った。退屈してくるくるまわっている1年生とかはいたけど。いや、それが正しいと思う。

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1年生から順番にお歌うたいます。かわいいねえ。
それで2年生の真ん中で、つったったまま、歌っていない女の子いた。2年生は立ったりすわったりまわったりしながら歌うので、わりときれいな顔の女の子が、みけんにしわ寄せたようなややこしい顔で、つっ立って、かたくなに動かないままでいるのは、しかも真ん中でつっ立っているのは、けっこう目立つのだが、
……Mちゃんだよ。

2か月前に、母親が実家にもどったのにあわせて転校してきて、うちの登校班にしばらくいたが、また母親と一緒に引っ越して出ていった3人姉弟の姉のほう。

私の子が、歌うとか踊るとかまったくできなくて、つったっていたのは幼稚園のときだったが、そういう単純なことでもないみたいで、もっと複雑な、つらいような、ややこしい表情である。
うちとけてない。
ここがどこだか、なんで歌わなきゃなんないのか、私はなんにも納得してない、って顔である。なんにも納得してないんだから、なんにもできない。

ただ、いまここ、を耐えている。いまここにいる自分、を耐えている。

いいことあるさ♪ って、陽気な歌をみんなが歌っているなかで、私にはいいことなんかないもんって顔して、舞台真ん中で立ち尽くしているのは、見ごたえあった。
……小さいのにたいへんだなあ。たぶん、アリスの兎の穴に落っこったみたいな、へんな現実のなかで。

それから、3年生、4年生とすすんで、で私の息子だが、来てねって、わざわざ誘ったわりには、全然愛想よくない。不機嫌そうな顔で、でもかろうじて歌ってはいた。ところどころ英語。カントリーロード♪ 家でときどき弾いたり歌ったりしてた。歌うと調子っぱずれだったが。

5年生になると、歌でなくて演奏になる。6年生はクラスごとで、曲も表情もちがって、スリラー、とか、シングシングシング、とか、やっていた。
男の子がはまると、面白いね。ベストプレーヤー賞あげたいような、木琴とか、ドラマーとか、指揮者とか、いた。

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さて、うちのあたりのカントリーロードはこんなふう。学校の帰り、近くの神社の銀杏がきれいだった。