今日の工作

近所のひとり暮らしのおばあちゃんを車に乗せて、お出かけ。用事のあと、デパートのフードコートでお昼ご飯したら、おばあちゃん、「なかなか、こんなところに来ることもないわねえ」って言う。ひとり暮らしだとそうなるなあと思う。東京の弟さんが亡くなって、生まれてはじめて東京に行ったという話を聞く。「人が多くて空気が悪くて」というのが東京の感想だけれど、私は、人間は80歳をすぎても、「はじめて」のことをしなければならないのだということを思って、生きるってたいへんだなあと思う。

それから近所のスーパーでお買い物して帰る。おばあちゃんが以前くれた大根の種は、うちの畑でよく育っているが、おばあちゃんの庭ではあまり育ってない。たぶん家の前が山で、日照時間が短いからだと思う。

午後、近所の子が遊びにくる。近所といっても団地の下のほうなので、坂道のぼってくるのだが、こないだ、帰ろうとしたらもう暗くて、街灯あんまりないし、向かいの森はざわざわなるし、こわくて帰れなくて、引き返してきた。息子に懐中電灯もたせて途中まで送らせた。
「暗くなる前に帰んなさいね。ここは、出るよ」
出ますね。たぬきとか鹿とか熊とか。数日前だ、役所の人が熊注意のチラシをもってやってきた。

今日の工作。ポテトチップスの袋があったので、籠あんでみた。つるつるすべって編みにくい。いただきもののチョコレート入れて置いといたら、子どもらが食べていた。いまはパパの目薬を入れている。

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