リコーダー

午後、ひととき雷雨。バリバリバリってすごい音で。
まもなくやんだ。

古いエプロンつぶして、それから機関車トーマスのはぎれとで、袋ふたつ縫う。リコーダー入れる袋。最初に縫ったのは大きかったので、それは、そろばん入れる袋にして、もうひとつ縫った。

学校の教材、リコーダーと国語辞典と習字道具の申込用紙がきてたけど、リコーダーも国語辞典もうちにあるのを使うというし、習字道具は10年前にゴミ捨て場で拾ったやつが、硯も文鎮もそのまま使えそうだしするので、習字道具の外側のかばんと筆巻きだけ注文した。

リコーダーはしかし、私が小学校のときに使っていたやつだよ。こんなものよく残っていたよね。何十年前よ。噛みあともすごいし、ちょっと欠けてるし。これを使えというのは胸が痛い。なので、新しいほうがよくないか、と言ったんだが、これでいいって言う。じゃあ、もしみんなとかたちや音色が違っていたりして、困ったら、言いなさいね。

ケースもないので、袋縫った。

もしきみが、学校の先生で、クラスにひとりだけ、みんなとちがう色の笛をみんなとちがう袋に入れてくる子がいたら、どうする。
「すごいね、りっぱだね」って言う。

ふむ。そんなら平気ですかね。私が縫ったがたがたの袋で、傷だらけの古いリコーダーで。
運指表もないので、一応指使い教えましたが、うまく押さえられなくて、まだ音が出ない。

針で指刺した。
あとは、お習字の雑巾2枚っと。