立ち食いスタイル

昨日、ピアノの発表会。ほのぼのとはじまり、ほのぼのと終わる。朝つまづきかけたところをやっぱりつまづきかける。練習不足だって。でも自分では弾けるつもりで、練習不足と気づかないあたりが、なんかなあ。

モーツァルトソナチネ1,2.。2のほうは先月も弾いたし、曲の流れもつかみやすいから、それなりに自信もって弾いてるけど、1のほうは、ほんとのところどんな曲かよくわかんないのを、なんとか弾いてる、って感じだ。

むかし、数学のときに、どうしてこの方程式を使うのかよくわかんないまんま、この方程式を使うと解けるらしいから解いてみました、っていうたよりないような、後ろめたいような気持ちを思い出した。

足台がいらなくなって、すこしは背も伸びたんだと思うけど、椅子にしっかりすわってしまったらペダルが踏めないので、半ば立ち弾き。「立ち食いソバみたいだ」とパパが言うのがおかしかったけど、練習もほんとにそうだもんね。

一日に五分のスケール、五分のモーツァルト、五分のショパン。その他、トトロとかラジオ体操とか。で、30分ほどで、そそくさとピアノの前を立ち去っていく。立ち食いスタイルのピアノ。