調律

数日間、部屋の片づけとゴミ出しでくたくただった。といって、きれいになったといえるわけでもなく、物置状態だった一室を、ピアノが置ける程度に場所をあけただけなんだけど。ほんと疲れた。捨ててしまいたいがらくたを何にも捨てさせてくれないが、お互い様と言えばお互い様なので、なんとか怒りをなだめながら、片付けましたと。
午後、雨のなか中古ピアノが運び込まれる。廊下の床がしずむ。部屋の床は補強してあるので大丈夫のはずだけど。作業の様子を見るのはまあまあ面白い。調律、というものもはじめて見た。部品の並び方が、すごくきれいだ。見ているとぞくぞくしてくる。

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「CDになってつまらなくなりましたね」という話をパパと調律師さんとしていた。音についてのマニアックな話だ。
雨音と調律のピアノの音を聴いていたら眠くなった。
パパが最初にピアノを弾いた。「ヘイ・ジュード」。...
それから帰ってきた息子が弾いた。「恋色マスタースパーク」。この曲、私、息子に言われて楽譜さがしましたけど、よくわかってないんだけど、なんの曲?ゲームの?アニメの?どんな話?息子に聞くと、答えてくれるが、えんえんしゃべりつづけるが、聞いても聞いてもさっぱりわからん。
明日もまたなんか、そのシリーズの別の曲の譜面を探せと私は言われているんだが、なんだっけかな。