昨日までの数日、えんえんと畑の草とりをしていた。夏の間、ほったらかしだったので、いちごもずいぶん枯らしてしまったが、一方で、負けずにラインを伸ばして、雑草にまみれながら育っている。

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今日、雨が降ったのはうれしい。いちご畑がうれしそう。

雨なので、息子が喜んでいた。運動会の練習がない。組み体操の練習が毎日2時間あるのが、いやでしょうがない。体育館を使うときは雨でもあるが、運動場の日は雨だとない。
「学校行きたくない、疲れて何にもしたくない」と言う。
私は怪我が心配だ。

「運動会の日が雨ならいいのに。次の日の予備日とその次の日と3日連続雨だと、運動会は中止なんだ。3日間雨だといいのに。」と言う。でも中止になったら、せっかくの練習が無駄になるよ、って言ったら、「それでもやっぱり運動会はないほうがいい」って言う。「3連休になるし」。
運動会は、私もほんとにきらいだったから、気持ちはよーくわかるけど。

楽しいと思ってもよかったんだよ、と昔の自分に言ってあげたい気もするのだが、そのように息子にも言ってあげたいのだが。
いやなものは、いやよねえ。

12年前の10月1日のことを覚えている。早産したらいけないから、安静にしなさいと言われて、家で寝て過ごしていた頃。ふと庭に出たら、金木犀の匂いがして、季節が変わったと思った。息子、あと1ヶ月で12歳になる。はやいなあ。きみが来て、人生が変わったんだよ。