パアラランのカレンダー

学校の帰りに散髪屋によって散髪するように言ってるのに、散髪代も渡してるのに、息子、いつまでも切らない。帰りに寄るのを忘れるみたいだけど。
明日切って帰らなかったら、ママが切る。散髪代よこせと言ったら、
「ママ、その散髪代、パアラランの寄付にする気?」と息子。
ちよっと絶句したけど、おお、その手もあるな。
息子、散髪屋で恰好よく切ってもらうべきか、ママのひどい散髪で我慢してパアラランに寄付すべきか、をしばらくまじめに考えていて、
「ぼく、散髪屋さんで切ってもらうほうがいいんだけど」って言う。
いいよ、それで。だから、ちゃんと行って。
「学校でユニセフ募金とかするんだから、パアララン募金をやってもいいよね。代表者会議で相談するとか」って言う。
いや、だから、無理しなくていいって。



バザーでも売ったんだけれど、お菓子の袋を折り紙して組み合わせてつくった、コインケースとかポーチとか、あれはどんなふうにやるんだっけ、と作っている現場を見ているからわかっているつもりでいたんだけど、いざやってみるとわかっていなくて、昨日からずっと、あーでもないこーでもないと、菓子の袋を切ったり折ったり、試行錯誤のすえに、おお、こうだったよ、とやり方がわかってうれしいが、途方もなく手間暇かかることも同時にわかってしまって、高く売りたいけど高くしたら売れないんだけど、女の人たちの手作業はすごいよ。

あたしもなんかつくってみよっと。

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パアラランの子どもたちの絵で、カレンダーつくりました。このあと、年末ぐらいまでに寄付くださった方に、お礼に送ります。A43枚の簡単なものですが、気持ちだけ。


パアラランへの寄付はこちら
郵便振替 00110-9-579521
名称 パヤタス・オープンメンバー