星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

成長期

息子、学校の眼科検診で、いままでずっと1.0あったのが、いきなり0.6だか0.3だかと言われて、すっかり動揺している。
なんでも眼科検診のやり方が、小学校のときとすこしちがっていて、おろおろしてしまって、焦点があわなかったんだとか、でも黒板の字は後ろからでもはっきり見えて問題はないんだとか、パパに言わないで、言ったら、またゲームのせいだとか言われるかもしれないとか、でも勉強のせいかもしれないじゃないか、というほど勉強はしてないかもしれないけど、とか、もしかしたら、左に比べて右目はすこしかすむかもしれないとか、あたふたしている。
そのうち学校からお知らせくるし、黒板が見えている間は黙っておいてあげるし、もしも黒板が見えにくくなったら、病院に行けばいいし、眼科なら、パパがよく知っている(去年、パパは眼の手術をしたのだ)から心配ないし、たとえメガネが必要になっても、きみはメガネの似合う子だから大丈夫です、となだめたことだった。
たぶん、と思う。成長期なので、いろいろ体の調子がちがってくるんだと思う。ピントもあわなくなると思うよ。

こないだ、息子のピアノ友だちのYくんのママに会った。Yくんはいまピアノをお休みしている。中学も入学したばかりなのに、学校も行けないでいる。「眠り病なのよ」と言う。思春期性の自律神経失調症。体の急な成長に内臓の成長がおいつかなくて、そうなってしまうらしい。
2年ぐらいかかる、と医者に言われたらしい。高校受験はどうなるんだろうとか、いろいろ心配は尽きない。Yくんをよく知っている小学校の先生が、そのまま中学に移動していて、相談できるのはよかったと思う。

ずっと昔、Yくんによく似た幼なじみがいた。1学年上の女の子で、彼女は中学で不登校になった。心の問題だと思っていたけど、もしかしたら体の問題もあったのかもしれない。
彼女は1年遅れで高校に入学して、私たちは同学年になった。体育のとき、500m走だか1000m走だかを、一番最後に、みんなより何週も遅れて、走っていて、それを見ているのが、せつなくてせつなくてたまらなかったことを思い出したりした。
本当に頭のいい子だったのに、高校1年の冬で中退した。その後の消息を知らない。
もしもあのころ、発達障害自閉症について、子どもの自律神経失調症について、理解があり、適切な支援があれば、彼女は学校にいられただろうか。違う進路もあっただろうか。それでもやっぱり苦しかっただろうか。

成長するって大変だなあと、なんだか見上げる思いです。


昨夜の満月。

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