星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

周防大島

周防大島に行く。

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橋を渡ったころが12時の時報。アロハオエの曲が流れる。ハワイへの移民の歴史があるからかな。

海も空も青い。くさくさしていたこころが晴れる。わりと単純である。

最初に行ったのは星野哲郎記念館。
http://www.hoshino-museum.jp/

星野哲郎って、名前が、なんというか、銀河鉄道か何かに乗っていきそうな感じだなあと思った。
パパは以前、老人会のバス旅行に同行したときに来たことがあるらしい。
演歌に興味はないのでしたが、なくても楽しめる。
展示は、よかったです。妙に面白かった。

演歌の歌詞というもの、わかりきったことを言って何が面白いんだろうとか、説教臭いなあとか、子どものころ思ってたし、それが歌になって歌われると、恥ずかしさがこみあげてきて、いやでしたが、
いまになって、原稿用紙に書かれた歌詞を見ると、旋律なしに耳にはいってくるそれらは、思いのほかに気品があって、なんだか胸にすとんと落ちる。

「ぼろは着てても心は錦」とか
「あなたはいつもあたらしい希望の虹を抱いている」とか。

特別展示は、都はるみで、ステージの映像が流されていて、椅子にすわって聞いている息子が、歌にあわせて無意識にウーウーうなるのが、(家でもそうなんだけど)面白かった。
1990年に中上健次と一緒に写っている写真も展示されていて、そんな時代もあったんだなあと、中上健次の小説のこと、それを読みふけっていた頃の自分のことなども思い出した。



それから隣接の、文化交流センターで宮本常一の展示を見る。
周防大島文化交流センター
http://www.towatown.jp/koryu-center/koryu.html

この写真展示は、感動的。
宮本常一民俗学は、経世済民であったのだ。
人の暮らしへの尊敬心が、ひしひし伝わってくる感じで、見ているとこみあげてくるものがある。
昭和30年代の愛媛の予讃線沿いの写真もあった。
図書室に、宮本常一の本が揃ってるのも羨ましい。

息子は、本でしか見たことのないひきうすや、あれこれの農具や漁具の本物をはじめて見た。織機の前に長いことすわっていて、ぼくも機を織ってみたいと言う。

島の大工たちは、四国に出稼ぎに行ったらしい。木材をパズルのように組み合わせているのを触ることができて面白い。

島には、日本ハワイ移民資料館もあるので、行きたかったんだけど、文化交流センターに長くいて、時間がなくなったので、また今度。

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田んぼの畦にはヒガンバナ

とても気持ちのいい秋の一日でした。