星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

八重山諸島と教科書とロケット

まず、11日の東京新聞の記事
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2012041102000130.html

 北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルに対し、地上発射型迎撃ミサイル「PAC3」が配備された石垣島。住民は「歓迎しているが、年寄りに拒否感が強い」という。
 「九条の会やえやま」の事務局長、新垣重雄さんは「戦争マラリアの記憶ですよ」と教えてくれた。太平洋戦争で沖縄本島へ米軍が上陸した後、旧日本軍は八重山諸島が攻撃を受けると判断し、石垣島の住民にジャングルが広がる山岳部への疎開を命じた。
 住む家もなく、食料も底をつく劣悪な環境。マラリアが発生し、他の島も含め、三千六百人以上が感染死した。これは前年、米軍の空襲で死亡した人数の二十倍にのぼる。結局、米軍の上陸はなかった。
………

それから、「戦争マラリア」について山本宗輔さんの記事(2005年)
http://homepage2.nifty.com/munesuke/okinawa-war-malaria.htm



ロケット発射失敗だったんだけれども、それを把握するのに時間かかったって、Jアラートが作動しなかったって、何なんだろうなあ。ロケットにかこつけて軍事演習でもしたかったか。その馬鹿騒ぎの間に、こっそりと大飯原発再稼働の話がすすむ。やっぱり。
福島第一原発の事故が収束していないのに、再稼働を言い出せる神経がわからない。常識的に考えてそりゃないだろう。事故のせいで、何万人も家を追われて、被ばくにおびえているのに。
私たちは文明の奴隷なんだろうか? 想定内だが、再稼働反対。

気になったのは、八重山諸島という舞台。

竹富町、寄付購入の教科書配布
http://susumerukai.blog87.fc2.com/blog-entry-767.html

八重山地方(石垣市竹富町与那国町)の公民教科書採択問題で、採択地区協議会が選定した育鵬社版を拒否し、国から自費購入を求められる異例の事態になった竹富町教育委員会が9日、寄付によって調達した東京書籍版を、各中学校を通じ生徒に配った。
 西表島にある町立大原中では始業式の後の午前10時ごろ、教室で新3年生5人に教科書が配られた。担任の教諭が「あなたたちの教科書は特別なもの、大事にしてほしい」と話し、生徒は裏表紙に丁寧に名前を書き込んだ。
 竹富町は昨年、八重山採択地区協議会が答申した保守色の強い育鵬社版を拒否し、東京書籍版を採択。教科書無償措置法は採択地区内で一つの教科書を使用するよう定めており、文部科学省竹富町は無償給付の対象とならないとしていた。(共同通信




つまり……日本軍にさんざんひどい目にあわされてきた沖縄に、国境の八重山に、よりによって育鵬社の教科書を使わせようとして(日本の国家防衛のために死んでいく人たちを、国境の島々につくろうという魂胆あってのことかと疑うが)、それを拒否するなら教科書は無償給付しない、という話なのか。ひどいな。

琉球から見れば、中国もアメリカも日本も、似たりよったりの宗主国かもしれず、たまさかいま、日本の一部だけども、だからって、もしも日本が民主主義国家なら、島の人がその教科書がいやだっていうんなら、それは尊重されるべきことで、無償給付の対象としないって、ずいぶんけちな、文科省だ。

歴史も地理もその土地の人々のなかにあるもので、権力から押しつけられるべきものじゃない。竹富町の人たちの判断を支持したい。日本人に似ないでほしい。琉球の人でいてほしい。

四権分立を主張したい。司法行政立法の三権分立から、教育を独立させる。それくらいしないと、権力の汚れた手から、子どもたちを守れないと思う。



ところでロケット。こういう記事を見かけた。

北朝鮮善人説に基づく銀河3号ミッションの考察
http://strangemecha.blog59.fc2.com/blog-entry-477.html

日本のメディアに汚染された人々には(日本は、悪人説にもとづいてバッシングするのが基本だからね)、とても信じられない話かと思いますが。筋は通ってる。可能性としてあり得る。

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