星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

闘牛と釣り

14日、闘牛に行く。お盆場所。Cimg4328_2


前売りだと安くなるので、いつも前売り買うんだけど、今年は、取り組みが8つだけと少ないので、前売りなしで1000円引き。
なんでもこの暑さで、牛も調子が悪いらしい。

私たちが市営闘牛場に着いたころ、トラックで運ばれてきて、最初に見た牛は、あとでわかったのだが、足をけがしていたらしい。それで、痛みどめを打って出場した。負けたけど。牛も大変だ。

しっぽに赤いリボンと白いリボンと結んで、角つきあわせているのが、Cimg4350
見てるとほんといじらしい。

逃げたら負け。数秒で終わる取り組みもあれば、20分にも及ぶ取り組みもある。勢子が牛から離れず、牛に寄り添って、声かけたり叩いたりするのが、宇和島スタイルらしい。
横綱の谷口畜産2号と方因坊の取り組みは、26分に及んだ。すごい集中力だった。方因坊の勝ち。

すこしさ、牛さん見習おうよ。

そのあとの、最後の取り組みは26秒で終わった。

客は千人を超えていたと思う。もちろんクーラーなどはない。千枚のうちわがひるがえる。



そのあと、父と叔父(無口で釣り上手なほう)と兄と、私たちで、内港に釣りに行く。Img_5190


最初、ヒイラギ(と言っている。なんの魚だろう)という、小さなぬるぬるしたのばっかり釣れて、からあげぐらいにはなるそうで、でもないよりましか、と思って釣っていたら、
「誰がさばくんぞ、わしはいやぞ」って叔父が言う。
んー、私もいや。

でも、そのあと、ゼンゴ(小あじ)とか、ホゴとか、グレとか、小さいタイとか、釣れたので、ヒイラギさんたちには海に帰ってもらった。息子も、叔父さんに世話してもらって、いくつか釣ったみたいだ。(自分が釣るのに忙しくて、息子のことは見てない)。

それから、叔父と兄が、魚をさばいてくれている間に(小さい魚さんたち、私がさばくと身がなくなるので、手出しはしないのが吉)、
父と私たちは、父の家によってごはんのスイッチ入れて、温泉にゆく。 Img_5204


温泉で、何人も見知った顔に出会ったような気がする。こういう顔に覚えがあるぞ、って思う。でも誰かわからないので、声かけないけど。たぶん、昔知っていた人の親類縁者とか、かもしれないんだけど。

2時間後、叔父の家によって、釣ったばかりのゼンゴと、ホゴと、グレが刺身になっているのをもらって帰って、父の家で、食べる。

これが。めちゃめちゃうまいです。白いごはんが苦手な息子が、ごはん3杯食べる。

「スーパーの刺身は、なんかしら不味い、買う気がせん」って父が言う。
そりゃ、こういうものに舌が慣れたら、何食べても不味いわ。

ところで、父の食生活は仙人っぽい。たまごかけごはんと、インスタントのみそ汁、つけもの。ときどきスーパーの惣菜。
たぶん、私もひとり暮らしなら、そういうふうになる。面倒くさがりは、父と私とよく似ている。
「年とると何食べてもうまくない。めしつくるのも面倒な」と父。

死んだFおばさんが、これ、買ったんだけど、不味くて食べられないのよ、とよく言っていたが、それでその不味いあれこれを、私たちはもらって帰って、けっこううまいよ、とか言いながら食べたけど、

ほんの今月、パアラランで、レティ先生が、薬を飲むのに、ご飯食べなきゃいけないんだけど、「ヒンディ マサラップ(不味い)」といって、皿を退けているのを何度か見たけど、

そういうことなのかなあ。

とにかく。魚は泣けるほどおいしかった。
築70年ぐらいになろうかという、廃屋寸前のボロ屋の、踏むと沈む畳の上で、縁の欠けた茶碗と醤油皿で、なんかとても贅沢なものを食べた。