わたしの名前はジャム

イチゴ摘み。

雨あがりなので、なめくじ、すごい。赤くておっきなイチゴに、おっきな穴あけて、ああ、先を越されたなあ、と思う。ほんの小さい、1ミリ2ミリのもいて、何かゴミかなと思ったら、ぬるっと動く。小さいかわいいなめくじ。

なめくじが好むイチゴは安全でおいしいんだそうです。まずいのとか、農薬かかってるのとかは、なめくじ食べないんだって。

で、今日の収穫、178個。

だれか来ないかな。いまならイチゴ食べ放題。

ジャムを煮ました。

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ママ、すごいイチゴの匂いだ、と帰ってきた息子が言った。

私がイチゴジャムつくってる。なんかまるで、お母さんみたいじゃない?

おやつは、イチゴの練乳かけ、食べ放題。

ぜいたくすぎると思う。

邪悪の邪、夢想の夢、

わたしの名前はジャム、

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なんかそういうセリフがあったよね、と気になって、

それから思い出した。

本を探したら出てきた。

なつかしすぎる。

大島弓子「たそがれは逢魔の時間」

探したら「綿の国星」の2巻に収録されていた。

70年代の終わりから80年代よね。なつかしすぎて泣けてくる。

本、保存状態最悪。湿気てるし。天気のいい日に虫干ししなければ。

長押の隅、物置状態で、取り出すのもしまうのも大変だけど。

きっとたいへんなことになってる。

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35年前の本よ。

そんなセリフ、思い出すなんて思わなかった。

「邪悪の邪、夢想の夢、わたしの名前は邪夢、

あまくとろけるストロベリージャム」

つくった。イチゴジャム。ふきこぼした後始末が大変だったけど。