星ヶ丘ゆき

kazumiの日常雑記

ねこ

小学校は二学期制で、今日は前期の終わりの懇談会。よい子のあゆみをもらいに行く。息子もなぜか一緒に来る。
先生に何言われるか、心配なの?
ってきいたら、そんなことない、って言ってたけど、ついてきた。
顔見知りのお母さんたちに会った。離婚して夏に引っ越していったNくんママとすこしおしゃべりした。来年からは、学校も変わるかもしれない。学区外通学を認めてもらえないかもしれないのだった。それはさびしいかも。

懇談の順番が来たら、息子はどっかに逃げてしまった。
よい子の歩み渡してくれながら、「申し分ありません」って先生は言った。
「勉強も自分がわかればいいというのでなく、ほかの人にも教えてあげるし、助けてもらった人たくさんいると思いますよ」って。
「手を抜かないですね。プリントがはやく終わったら、そのあとは自由にしていいと言っていても、発展問題を自発的にやっています」って。
「畑の作物の観察もしっかりできて、それを、まとめたり、伝えることも上手です。グループ学習も率先してやるし、発表もよくできました」って。
「給食も、一番最初に食べ終えます」って。
「掃除も、時間いっぱいきちんとやっています」って。

私は、耳を、疑った。
なんか、だれか、別の子どものことを聞いているみたいだった。
家と全然ちがうじゃん。宿題も言わないととりかかれないのに。畑の観察なんか全然しないのに。片付けられなくて叱られているのに。掃除するとこなんて、見たことない。

学校ではずーいぶんねこかぶってるんだね、ってあとで息子に言ったら、
うれしそうに、「ニャア」と鳴いた。
「ニャア、ニャア、ニャア」と鳴いた。

まあね、若くてかわいい女の先生だしね。漢字ノートにお花だけでなくチョウチョも飛ばしてくれるしね。かぶってなさい。ねこ。

聞こうと思っていたのに、聞き忘れた。うちに、スズメバチの巣があるんですが、学校で使いませんか?



帰り、ホームセンターに寄ったら、さくらんぼの苗木を売っていた。ぶどうの苗木も売っていた。さくらんぼ食べたい、ぶどうも食べたい、畑に植える、と息子が言うので買って帰る。暗くなる前に植えなきゃと思って、畑にゆくが、

ええ、働いたのは私だけ。