2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

音の快楽

先月、国際会議場に行ったときに、置いてあったチラシを一枚、持って帰ったのだった。フジコ・ヘミングとロシア国立交響楽団のコンサートのお知らせ。ショパンのピアノ協奏曲大好きだし、行きたいなと思ったけど、こういう贅沢は、あきらめる癖がついている…

電子辞書の快楽

前期の成績表がやってきて、これまで5段階評価だったのが10段階評価になった。単純に5段階に置き換えると、去年と比べてずいぶん下がっているんだけど、これは10段階になって評価が厳しくなったのか、きみが怠けたのか、どっちでしょうか、と息子に訊いた…

台風一過

日曜の夜は、選挙速報と台風情報があったんだった。外は雨と風。深夜、わりと雨降ってるなあ、風吹いてるなあ、とは思ったけど、ガタガタ、バリバリ、と何か音もしたんだけど、そんなにたいしたこととも思われず、明日は雨もあがるかなと思いながら寝たんだ…

『レクイエム』 アンナ・アフマートヴァ詩集

ロシアの詩人、アンナ・アフマートヴァの詩集『レクイエム』(木下晴世編訳 群像社)が刊行された。手にすることができて、本当にうれしい。手にしたら、指先から涙に変わってしまいそうな、可憐な詩集。最初にアンナ・アフマートヴァ(1889-1966)のことを…

雨の午後

東野圭吾の「白夜行」のドラマは、以前に見た。映画まで見る気はなかったんだけど、たまたまネットで、無料動画やっているのが目にとまって、見てしまった。雨の午後。雪穂という名前は、たちまちこの作品を思い出させるけれど。この作品は、妙に好きかも。…

靴下のアップリケ

息子の学校は、靴下も学校指定である。イニシャルの刺繍が2箇所、一足なら4箇所に入っている。近所のデパートで安売りしてないし、だいたい、どこで買えるかも、知らないのだった。学校に購買部はないし、事務室に問い合わせるべきかなと思いつつ、問い合…

正しいことなら

「正しいことなら、チャウシェスクだって言える」ルーマニアでチャウシェスク政権が崩壊した頃だから、もう四半世紀以上も前になるのかな、友だちが、何かのエッセイに書いていた言葉だけど、選挙の季節になると思い出す。日常的に顔をあわせる地元の人たち…

信じる

12月の合唱祭に向けて、歌う曲を何にするか、指揮、伴奏、パートリーダーたちの間で、話し合いがあり、いくつかあがった曲のなかから、多数決で、「信じる」という曲に決まった、らしい。息子としては、その曲は、一番避けたかった曲だった。一番伴奏が難…

空き地の水たまり

カズオ・イシグロがノーベル文学賞。うれしい。知人でもなんでもないけど、本は読んだので、親しい人の気がする。勝手にそんなことを思えるのだから、読者でいるっていうのは楽しいことだ。最初に読んだのは「わたしを離さないで」。出版されてすぐぐらいだ…

インターンシップ @病院

ほかの学年は、前期終了して秋休みだが、2年生はインターンシップ。2日間の職場体験。自分が行ってみたいところを第3志望まで書いて提出したのが夏休み前。夏休みの間に受け入れの可否を先生たちが確認してくれて、行き場所が決まる。息子は第一志望の病…

もうひとりのわたしが

中秋の名月、らしい。思い出して窓から見たら、月はうすい雲のなかをすすんでいて、なんだか不思議な写真になった。 もうひとりのわたしがどこかとおくにいていまこの月をみているとおもうそういうことを、考えていたのは中学生の頃、かな。もうひとりのわた…

バケツのコスモス

天気がよかったので、午後は畑の草刈り。ひたすら草刈り。ようやく、にんにくを植えるスペースぶん、草ひきして、耕した。 草のなかから、枯れずに残ったいちごの苗があらわれる。(枯れたのもずいぶんある)。いちいち植え替えてやる。この作業もえんえんと続…