2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

マイドキユメント

「パパ、うごかないの」と、パソコンで遊んでいた子どもが言いに来た。ふだんは階段を下りるときは、おんぶをせがむ子が、ひとりでしずかに降りていくから、何かやったな、とは思っていた。さて、子どもが遊んでいたパソコンをのぞいたパパが、ダダダダダと…

朝、弟から電話。どれくらいぶりだろう。会ったのは祖母の葬儀が最後だから、もう6年か7年は顔を見ていない。「あねきの声が聞きたくなって」だって。 携帯の電話番号が変わったので知らせようと思ってというが、前の携帯の番号だって、私は知らないんだけ…

バラを食べる

庭のつるばらがたくさんのつぼみをつけている。あんまりたくさんあるので、元気のなさそうなのを少し摘んで、てんぷらにして食べた。いいにおいの紅茶を食べている感じ。おいしかった。三つ葉もわんわん育っているので、これもてんぷらにして食べた。 12歳…

るんるんるんるんるーんるん

義父から、岡山の帰りに寄るから昼ごはんを一緒に食べよう、と電話がかかってきて、駅で待ち合わせ。駅、と聞いただけで、しんかんせんにのるの、と子どもはわくわくしていた。ちびさん、新幹線から降りてくるおじいちゃんを待っている間に、駅員さんから新…

本屋

2か月ぶり。昨日は本屋のはしごをした。大きな本屋までここから、1時間とか1時間半とかかかるので、めったに行かなくなってしまった。子連れが面倒なせいもある。久しぶりに行くとなんだか興奮する。あの本もこの本もその本も欲しいが、(ひとりなら、あ…

子どもが泣いているのは

もちろん、わかっている。子どもが泣いているのは、ときどきは私たちが泣かせていたりするのだ。 きっと夫婦喧嘩に見えるに違いない言いあいは、だんだんパターンがわかってきたけれども、これまでにもずっとあったことなんだけれども、相手が怒る、その怒り…

700系しんかんせん

義父母が墓参でそちらに行くので一緒にドライブをしようということになった。それで昨日の早朝、隣県から出てきた義父母と、知人の墓があるという、どこだか、ぐんぐん田舎のほうまで、行った。高速道路を降り農道に入る。農道も広々としてきれいである。知…

エコー検査

昨日は病院。子どもの色素性蕁麻疹のエコー検査。半年に1度おいでと言われていたのだが、10か月ぶり。今回も異常なし。皮膚の発疹もほとんど見えないくらいになってきた。これからは1年に1度の検査でいいでしょう、ということになる。ああうれしい。ま…

トランプしんかんせん

数日前、ガソリンスタンドの景品でトランプをもらった。ディズニーキャラクターのスティッチの絵だったので、子どもにあげた。 パソコンのトランプゲームと「不思議の国のアリス」の絵本の絵で、トランプにはなじみがある。さっそく遊びたがる。とはいえ、ゲ…

撃たれた長崎の伊藤市長が亡くなった。ひどい話だ。ご冥福を。 一方、アメリカの大学の銃乱射事件。これは銃社会の悲劇だろう。 銃を欲しいと思ったことがあった。むかしむかし。そうしたらすぐに死ねるのに。なくて幸いだった。もしも手もとに銃があったら…

一日に百回も

一日に百回も「いや」が言えれば、いっそ見事だ。ちびさん、反抗期。 「キス・キス・キス」の続き。 ディズニーチャンネルの犬のキスの場面をチェックしたが、ちょっとキスをしただけという淡白なものだった。想像したみたいにハートが浮かんでいるわけでも…

キス・キス・キス

街へ降りた帰り、もうすっかり暗くなっていたが、マクドナルドへ入る。休日のせいか、どこへ行っても人が多い。 さて、マクドナルドでポテトを食べていたとき、たまたま子どもと同じポテトを手にした。そしたら、子どもが「はい、ママ」と私の口に入れてくれ…

「海賊たちの歌」

チェーツキー、と子どもが呼んでいるCDがある。私の机の上の小さいプレーヤーは、いつもそのチェーツキーが入っている。他のCDをいれていても、いつのまにか子どもがチェーツキーにしている。ブラート・オクジャワ『紙の兵隊』。オクジャワはソ連時代の…

糸を買う

フィリピンから一時帰国している友人に会う。ゴミの山の学校の最近の写真を見せてもらう。ゴミ山を拡張するために、校舎が移転させられたのだが、古いほうの校舎が取り壊される様子も。1988年から子どもたちの学び舎だった建物。傍らの椰子の木も見当た…

まむし注意

降る桜の下でボール投げをした。ボールを追って犬の子のように駆けてゆく。それから運動公園を山道のほうに抜けて、見上げると、山の中腹は、桜、山桜、もくれん、れんぎょう、山吹と、花盛りの森だった。小さなあずまやまである。山登りのコースになってい…

花降るほうへ

3歳児半検診。たいていの子がパンツのなかで、ちびさん、立派なおむつ姿だった。トイレに行くが「でない」という、なのに、いつのまにかこっそりおむつのなかでしている。尿検査できず。終わるまでずっと紙コップもっていたんだが。もうすこし会話ができて…

もくろむはただに

なにがどうというわけでないが、なんとなく呼吸がくるしくなってきたら、空気が足りていないのだ。そういうときは、本のなかに空気を吸いにゆくほかない。数日読みちらしていたのは、西川徹郎句集と、斎藤史歌集。 涙ながし空で縊死する鶯よ (西川徹郎) 「…

東京モノレール

家のなかは、牛乳パックがごろごろしている。でも勝手に捨ててはいけない。ひとつひとつが「ぎゅうにゅうパックしんかんせん」で、ホームに止まっていたり、敷居のレールの上を走っていたり、するのだ。底を切り落として筒状になっているものは、トンネルで…

綿の国星

「思いは うつりかわり うつりかわり かげろうのようひとつの事を 考えつめようとしても もう次の考えに うつってしまいます外のけしきが一日一日と うつりかわってゆくからです おばけのような桜が おわったとおもうと 遅咲きの八重桜すみれや れんぎょう …

なのはな

いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなかすかなるむぎぶえいちめんのなのはな いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないち…

こいのぼり

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あいしてる

雨。桜まだ、散ってほしくないが。 子ども、ひとりでぶつぶつしゃべっている。絵本やらテレビやらビデオやら、たくさん暗記しているのだ。生活の場面でも、その暗記した言葉を言う。見当はずれのときもあるが、だんだん照準があってきている。 夜いつまでも…

黄砂

春霞、というには、空気が粉っぽい。黄砂だろう。 郵便局と区役所へ行くのに、出かけるよ、と言ったときには、「いかない」と言ったくせに、外へ出たら今度は「おうちかえらない」と泣く。むりやり家に入れたが玄関でなぜかほうきをもって立っている。しよう…

正しい歴史

もう80歳くらいになるだろうか、子どもの頃からの古い知り合いのおじさんは、戦争に行く前に敗戦になったのだが、同窓会に教師が来るときくと、絶対に行かなかった。軍国主義を教えて、生徒を戦地に行かせたくせに、戦後は口を拭って民主主義を言い出した…