2008-01-01から1年間の記事一覧

JR見学

町内会のおじさんが、駅の貨物にお勤め。それで、来たら見せてあげる、と誘ってくださったので、昨日の午後、遊びにゆく。 関係者以外立ち入り禁止の構内に車で乗り入れ、さすがに寒いので、貨物車が来るまで、詰所で待つことにしたが、目の前を、在来線新幹…

テレビのニュース

戦争を知らない子どもたち、という歌。 小学校の学芸会か何かでクラスで歌った記憶があるが、たしかに私たちは、戦争が終わって生まれたのだった。 私の親たちは、子どものころが戦争で、戦争のせいか、貧しさのせいか、小学校しか行けなかったから、あんた…

せんそう、という言葉を

せんそう、という言葉を、私は教えなかったのに 子どもは知っている。もう5歳になって。たった5歳で。 広島に生まれた宿命なのか、 私たちがテレビを捨てなかったからなのか、 きのこ雲のかたちも、知っている。 いちめんの焼け野原と焼け残った原爆ドーム…

プラネタリウム

津和野の駅の近く、安野光雅美術館は楽しい。 古い小学校の校舎のようなレトロな内装で、教室、図書室、それからプラネタリウムがあるのだ。24日に行ったときは、冬の星座を見せてくれた。 私たちのほかに客もおらず、まるで貸し切り美術館だった。 義母が…

津和野/生まれる前に

山口からは、津和野に遊びに行くのが楽しい。(津和野は島根県ね)。山の上の道から、すり鉢の底に降りていくように町に降りると、確実に数十年は、タイムスリップする感じ。 森鴎外や西周の旧宅などいろいろ史跡もあるが、子どもの目的はまず、SLやまぐち…

クリスマス帰省

23日から25日は山口の義父母のところ。 中国自動車道の県境あたりは行きも帰りも雪。 うちにサンタクロースは来ないので、サンタクロースのいるところへお出かけすることになったわけだった。それでおじいちゃんに、電車をふたつも買ってもらって、ケー…

詩と短歌のコラボ/他者と共にある

詩と短歌のコラボ、していました。秋に。詩人の河津聖恵さんと。 テーマは路地。一ヶ月半くらいの間に、詩が30篇ほどと短歌が220首あまり。来月、作品集ができます。 こんなに短期間にこんなにたくさん書いたのもはじめてだし、第一歌集がかれこれ20…

地図を見ながら?

ゆうべ、ちびさん、家のなかで、外出用の上着を着て、帽子をかぶって、おもちゃを入れたカバンをもって、何か紙きれもって、部屋から部屋へ、うろうろうろうろ、歩いていた。 挙動不審。 何してるの、と訊いたら、 「ちずをみながら、まちをあるいているとこ…

歓喜の歌

パアララン・パンタオは、17日(エラプ)と20日(パヤタス)、クリスマス・パーティでした。またご報告いたします。 1994年のクリスマス・パーティのときのこと。2度めの滞在のとき。 あの頃、クリスマス・ツリーも買えなかったから、教室の柱から…

懇談会

昨日、幼稚園の個別懇談会。 生活発表会前後から、ちびさん落ち着いてきたなという印象はあったんだが、なんと最近、教室を脱走しないらしい。 生活発表会で鬼の役をやったのが、その準備から、すごく楽しかったらしい。まじめに取り組んでいた。そのころか…

あと2週間

ケロロのエプロン、気にいったらしい。 もちつきも楽しかったらしい。でも、もちは食べず。 家に帰ってからもエプロンして、夜ごはんつくるの手伝う、というので手伝わせる。が、2日目にはすでに飽きたらしい。途中でいなくなっていた。 S小児科の次はY耳…

クリスマス・マウンテン

もう10年以上前かもしれない、ずいぶん前に、アジア各国のスラムを取材した韓国人女性の本を読んだことがあって(本のタイトルとか思いだせないんだが)、一番悲惨なスラムは、日本だ、と書いてあった。どんなスラムでも、女、子どもがいて、家族の暮らし…

みんな闘っている

泣いたり笑ったり怒鳴ったり叫んだり。 自己主張がぶつかりあって、火花を散らすのがなんだか最近増えてきたのは、ちびさんが参戦するようになったからだな。一番頑固でゆずらないのも彼だ。 昨夜、ひさびさのパニック。ああ、この激しさは。 かわいそうに、…

就園奨励費

待ちかねていた。 私立幼稚園への就園奨励費。 やっと振り込まれた。ああ、うれしい。 このあたり、公立の幼稚園がない。 だから私立幼稚園に行くしかない。どの幼稚園を選んでもバス通園。 保育料、高い。公立の3・5~4倍。入園料は8倍以上。 私立の保…

チャリティーライブ

12月14日 東京でチャリティーライブがあります。 読売新聞12月3日から。 「フィリピンの現状を知ってもらう活動を続けるデュオ「Eloja(イロハ)」のボーカルを務める酒井江玲奈さん(25)が14日、渋谷区でチャリティーライブを開く。入場料収…

「新彗星」2号──誰もが惨事

「新彗星」2号。 ベビー・ブルー、ベビー・ピンクは変だろうだって誰もが惨事なんだから 加藤治郎 裏表紙の一行を含む、加藤さんの歌集『雨の日の回顧展』についての、細見晴一さんの歌集評、 「「誰もが自由」で近代ははじまり、「誰もが惨事」で近代は終…

新彗星2号

「新彗星」2号、届く。 http://shinsuisei.blog25.fc2.com/ ああ、きれいな表紙だなあ。 まだ全部読んでないけど、とりあえず、自分が書いた原稿のところに、間違いをみつけた。 「死と再生のこおろぎ」の文中、38ページ上の段、小松川女子高生殺害事件の…

葬儀の花の花言葉かな

田舎の知人から電話。うちの家族の恩人のような、私には兄のような人から。とても久し振り。何もなくて電話がかかってくるということはないので、何があったんだろうと思っていると案の定。 伯父のひとりが亡くなった。(という身内の話を、父からでもなく兄…

冬はつとめて

ちびさんが、野菜スープを食べた。 どうやってこの子どもに野菜を食べさせればいいか、こまりはてていたんだが、けんとくんからもらった絵本に、お鍋が野菜スープをつくるお話があって、なぜかそれが気にいって、毎晩読んですっかり暗記した。それから、自分…

こんな時間に

こんな時間に目がさめて、なんだか困る。しかもこんな寒い夜に。 パアララン・パンタオのブログ「ゴミ山を取り巻く人々 ③パヤタス・オペレーション・グループ(POG)」UPする。 http://paaralang.cocolog-nifty.com/blog/ やっと2004年度くらいまで…

エマニュエル・リヴァの写真展

朝、雪つもっている。ちびさん大はしゃぎ。ゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆきゆき……うるさい。 山を降りると、雪、もうつもっていない。はらはら降ってはいたが。 音楽教室(ちびさんの生き方の癖のようなものを把握できるなあ、と思う…

あめにもまけず♪

あめにもまけず♪ かぜにもまけず♪ と、ちびさん歌いながら幼稚園に行った。 天気予報を見て、今日は雪だと、数日前から、大いに楽しみにしていたが、あいにく雨で雪ではない。「どうして、ゆきふってないの」って、知りません、そんなこと。 パアララン・パ…

かつて出かける子供がいた  

かつて出かける子供がいた ホイットマン かつて毎日出かけていく子供がいた そして目をとめた最初のもの、そのものに彼はなった、 そしてその日一日、あるいは一日のある時間、 あるいは何年ものあいだ、あるいはうちつづく幾時代ものあいだ、そのものは彼の…

サラミスの兵士たち

「サラミスの兵士たち」ハビエル・セルカス著 河出書房新社 読了。スペイン内戦を舞台にした小説。 でも登場人物たちは実在の人物であったりもするらしいから、ノンフィクションのようにも読めるかもしれない。作家になろうとして挫折した新聞記者が、スペイ…

Tea Room「どーむ」 ──「HIROSHIMA1958」

映画「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」の女優、エマニュエル・リヴァが1958年に撮影でやってきた広島で撮った写真集。「HIROSHIMA1958」。すごくいい。30歳の彼女が、異国の貧しい路地をどんなふうに歩いたか、を思う。 私の生まれる前の…

「烏瞰図」李箱

日帝時代の朝鮮に、李箱、という詩人、小説家がいて、みじめに東京で死んだ。 彼の詩の日本語訳見つけたので貼っておきます。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA018368/ogamdo/ogamdo.html 烏瞰図は、鏡、のよう。李箱の「偽悪」は、宗主国日本の「偽善」を…

さよなら0系新幹線

みんなと一緒に歌う、ということはできないが、ひとりでなら歌う。 「でんでんでんぐりがえって、かぜひいた♪ ハックション」とか 「でんでんでんぐりがえって、ほねおった♪」とか歌っていて、 なんて歌だ、と思っていたが、もともとは違うらしい、と判明し…

生活発表会

熱はない。が、ちびさん、鼻水ずるずるでるし、鼻声がつづいてる。こないだ中耳炎をやったばかりなので気が気じゃない。元気なんだけどね。 今日は生活発表会。学芸会ですね。 一緒に行くと私から離れない。くっついたまま、さっそく工作をはじめる。空き箱…

朝、霧のなかに

朝、霧のなかに出ていく。ここは、わりと標高が高いので、もしかしたら私たち雲のなか。向かいの森の紅葉がすばらしくて、泣きそうになる。ちびさん、手で口をおさえて歩く。だからっ。防災訓練の煙じゃないんだってば。 「どうして、たいようはのぼるの。ど…

もうすぐ12月

もうすぐ12月。どうしようどうしようどうしよう。片付けなければ。掃除しなければ。冬支度しなければ。しなければならないことがたくさんあるような気がする。気はするが、体は動かない。 夜、お片付けしようと言っても、ちびさんさっぱり取りかからない。…