2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

街の歩きかた

昨日の療育センター、やっぱり泣く。「ママ、にげるんだよう」 入口のごみ箱の横のカーテンに一緒に隠れると少し落ち着いたが、母子分離の時間がくると、鳴き声がもう悲鳴のようだった。それでも実際に母がいなくなってしまうと、意外にけろっと遊んでいた。…

昨夜の「クローズアップ現代」

昨夜の「クローズアップ現代」。知的障害者の雇用についてやっていた。知的障害のある青年たちが、パソコン入力で健常者より高い能力を示したり、老人介護の現場で、誰より慕われていたり、その能力を発揮している姿が、見ていて嬉しかった。 発達障害の青年…

にげよう。

昨日の朝の雪景色、うっすら積ったのが凍っていた。 療育センターの日なので、弁当つくって、ちびさん起こす。起こして朝ごはん食べさせたんだが、すこし吐く。寒い朝は、ときどきこんなふうだ。胃腸の動きがよろしくないらしい。すこし休ませてから、療育セ…

椿

椿の原生林を歩いていて、ふと思い出した。昔、椿の花の首飾りをつくったことがある。もうすこし、春。たぶん、お花見のころ。7歳か8歳くらい。 そうだ、20歳年上の従姉と、従姉の娘の、私より4つくらい年下の女の子、それからもう一組の母娘は、従姉の…

おばけの森

日曜の夜に、電話がかかってきて、山口へ行く。 来週の帰省のつもりでいたのだが、なんの行き違いか、義母が料理を用意して待っているのだという。 急いで荷物をまとめて、出かける用意しながら、なんだか夜逃げのようだ、と思った。 夜の高速道路、遠くに街…

家族の歌

出版社ふらんす堂のHP http://furansudo.com/index.html 今年から加藤治郎さんの「家族の歌」という連載がはじまって、一日一首を取り上げて、コメントがつけられているのを、毎日、楽しみに見ている。 加藤さんの文で、理解できることがとても多い。 とき…

絵師さん

家の襖、引っ越してきたときからぼろぼろだった。 そのうちなんとかするさ、と破れたところにポスター貼ってごまかしていた。 そうするうちに、ちびさん生まれて、破った破った。 今なおしてもしょうがない、のでカレンダー貼ったり、また破ったりを繰り返し…

重油の虹

去年の短歌研究の新人賞を受賞した吉岡太朗さんが、「京大短歌」のホームページに、野樹の短歌について、書いてくれました。「今月の一首評」のところ。吉岡くん、ありがとうございます。 http://www.kyoudai-tanka.com/index.rb かたちなき憧れゆえに漂着の…

過集中

「ごはん!」 と呼んだら、「いま、えをかいているんだよう!」 と返してきた。4歳児が、仕事の邪魔すんな、という口調で。 過集中というのは、アスペルガー症候群の特徴ではあるのだが、うちは親子3人みんなそうなので、面倒くさい。互いに気持ちがわかる…

ボケガエル

「ステーション、ステーション、うちゅうステーション」 ちびさん、ご機嫌よろしく歌っている。 銀河鉄道のどこかに、宇宙ステーションがあって、そこにボケガエルたち(失礼!ケロロ軍曹さんたち)が降りてくるのらしい。 それでパパが、「ケロロランド」な…