2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生活発表会

熱はない。が、ちびさん、鼻水ずるずるでるし、鼻声がつづいてる。こないだ中耳炎をやったばかりなので気が気じゃない。元気なんだけどね。 今日は生活発表会。学芸会ですね。 一緒に行くと私から離れない。くっついたまま、さっそく工作をはじめる。空き箱…

朝、霧のなかに

朝、霧のなかに出ていく。ここは、わりと標高が高いので、もしかしたら私たち雲のなか。向かいの森の紅葉がすばらしくて、泣きそうになる。ちびさん、手で口をおさえて歩く。だからっ。防災訓練の煙じゃないんだってば。 「どうして、たいようはのぼるの。ど…

もうすぐ12月

もうすぐ12月。どうしようどうしようどうしよう。片付けなければ。掃除しなければ。冬支度しなければ。しなければならないことがたくさんあるような気がする。気はするが、体は動かない。 夜、お片付けしようと言っても、ちびさんさっぱり取りかからない。…

ヒロシマ・モナムール

以前、マルグリット・デュラスの原作を図書館で探したときに、郷土コーナーにその本はあって、デュラスと郷土コーナー、という組み合わせが意外だったが、舞台は広島。映画「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」の女優、エマニュエル・リヴァが、1…

ネバーランド

子どものころに、玩具らしい玩具は家になかった気がする。赤ちゃんのころに人形がひとつあった。ひらがな積木と3冊の絵本があった。それで全部だったと思う。ほかの子の家に行くと、玩具がいっぱいあるのにいつもびっくりしたものだが、ちびさんがすでにど…

企画書

23日、私が一杯280円のうどんについて、思いをめぐらしていたとき、階下では、夫と子どもが、うどんの100倍はしようかというNゲージ(鉄道模型)について密談をすすめていた。 「私は反対だってずっと言ってるよ。まだ早すぎる。畳一畳分の広さなん…

勤労感謝の日

「ママ、22にちのどようびはなんのひ?」ときいてくる。 ただの土曜日と思いますが…。 「センターまつりなのよ」と言う。 センターまつり? 療育センターでお祭りがあるんだと言い張る。そんな話、まったく知らない。もしかしたら、障害者のデイケアがある…

ギャラリー

あっ、という間に、コピー用紙がなくなる。私が昨日100枚以上使ったからというだけでなく、ちびさん、毎日10枚20枚と、もっていくのだ。おえかき帳もあるし、裏の白い紙もあるし、書きかけ、使いかけ、あるから、そっちを使えと言ってもきかない。き…

コピー

パアララン・パンタオの経理関係の書類を、コピーしていたら、かれこれ10年分はあるのだ。いつになっても終わらない。これはうちのプリンターがのろいからでもあるのだが、紙の大きさはまちまちだし、ぼろぼろしわしわだったりするし、ものすごく心を集中…

身元判明

今朝も雪。たいへんきれい。たいへんさむい。 電線の五線譜に、月がひっかかっている。 来日していた中国残留孤児のひとりの身元が判明。身元判明するのは久しぶりのことらしいが、よかった。それでいきなり、ずーっと忘れていた記憶がよみがえった。 うちに…

パアララン・パンタオの新しいブログ

パアララン・パンタオの新しいブログを、さっき、つくりました。 http://paaralang.cocolog-nifty.com/blog/ パアララン・パンタオの友人たち、スポンサーさんたち、みんなそれぞれの立場で、がんばってくれているのに、私が怠けているのも申し訳なく、でき…

「わたしたちが孤児だったころ」

「わたしたちが孤児だったころ」カズオ・イシグロ著(早川書房)読了。読み終えて目の奥がつんつんする。いい小説。 あとがきに、「あなたは孤児になるために、この物語を読むんだよ」(古川日出男)とある。ほんとうにそのような小説。 1910年代の上海…

木星に行くときは

ドキュメント’08 ”娘は…自閉症”~ ある家族の闘い 600日~ 保育園に通う女の子(6)は自閉症。 小学校就学準備から紆余曲折の末「特別支援学級」に入学するまでの 600日間のドキュメント。 2008年11月16日(日)25:00~:25:55 全国の日本テレビ系列局(全…

七五三

千歳飴。 ちびさん、「あんまりおいしくない」と食べないので、 私が舐めています。千歳飴。 ケーキか、寿司か、うどん屋か、マクドナルドか、選べ、 と言ったら、「すし」と言う。 かるく食べてから出かける。(←ここがポイント) 久しぶりに行ったら値段が…

ぼく、おおきくなったら

お医者さんになるんだそうです。 先週、小児科に行った日の夜に、熱でうなされながら「ぼく、おおきくなったら、あかちゃんやこどもをなおす、おいしゃさんになる」と言っていた。小児科のお医者さんだね。「おかあさんのおなかにとじこめられているあかちゃ…

ぼく、スカートをはきたい

という。 「ママ、ぼく、ふゆになったら、スカートをはきたいなあ」 え? なぜ? なぜスカート? なぜ冬? 「だって、ズボンはさむいから」 いやいや、スカートのほうがずっとさむいよ。 あ、でもズボンの上にスカートをはけばあたたかいか。 でも、なぜスカ…

今日の天気

「カカーヤ セヴォードニヤ パゴーダ」 今日の天気はどうですか。 たったひとつ覚えているロシア語。あとはぜーんぶ忘れた。どうしてこんなに忘れられるのか不思議なほど忘れてしまった。 「ママ、きょうのてんきは?」というのが、最近のちびさんの目覚めの…

「遠い山なみの光」

副鼻腔炎。 蓄膿症のことですね。 これがあると、風邪をひきやすい。ええ、たしかによく風邪をひく子です。中耳炎にもなりやすい。 昨日の診察も、まだ何もはじまらないうちから大泣き。しかし耳鼻科は、どの子もキョーフなのだろうなあ、ずーっと子どもの泣…

中耳炎

熱の出方がなんだか変である。 昨日の朝、音楽教室お休みさせようと電話をしたら、「いやだ、ぼく、いくの」と泣く。微熱程度だったので連れていくが、そのあとまた熱があがるし、もらった粉薬が水で溶いてもどうしても飲めないしするので、午後いつもの小児…

成長

解熱剤が効いて、朝、熱は下がる。 でも幼稚園を休むので電話をしたら、保健室の先生が出て、「りくしくんにはいつもなぐさめてもらっているんですよ」という。ちびさん、毎日、教室を抜け出して保健室に遊びに行っているのだね。 午後、療育センターへ。 「…

熱の子

なんかおそろしく、くたびれた。 そもそもは、ちびさん風邪らしく、でも熱はなく、咳止めもらって飲んでいた。元気でいたのが、今朝、幼稚園バスに乗るのを、いやだと言い、道のとちゅうで立ちつくしたのは、たぶん、すこし調子わるかったのだろう。 午前中…

ぼく、じんせいが、

ちびさん、自画像かいたりしていた。 何を思ったか「あけるな」と紙に書いて、ドアの外にも内にも貼っている。たてこもりたいのかな。 「ぼく、じんせいが、つまんないんだ」と、突然、むずかしいことを言ったりする。じんせい、と言う言葉と、つまんない、…

放送部

昨日の午後。某高校の放送部が取材に来る。先生と、すっかり顔なじみの女生徒ふたり。修学旅行でハワイに行ってきたらしくチョコレートのお土産付き。もう番組制作の締切が迫っているので、これが最後の取材だが、お嬢さんたち、カメラのバッテリーを忘れて…

「柳宗悦と朝鮮 自由と芸術への献身」

「柳宗悦と朝鮮 自由と芸術への献身」(韓永大著 明石書店)読了。 柳宗悦(やなぎむねよし)は、民芸運動を起こし、日本民芸館を設立した人物として知られるが、彼は、朝鮮の陶磁器などの工芸品を愛し、収集し、1924年にはソウルに「朝鮮民族美術館」を設立…

5歳になった。

ちびさん、5歳になった。 誕生日なので、午後、本屋に行く。本屋に行くと、本を買う、金がなくなる、生活できなくなる、ので日頃行かないようにしているが、ちびさんの誕生日なので行く。2000円ぐらいの図鑑を買ってやるつもりが4000円くらいのを買…