2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「――人の心を知ることは……人の心とは……」というフレーズを思い出した。立原道造の詩、だということも。 はじめてのものに 立原道造 ささやかな地異は そのかたみに灰を降らした この村に ひとしきり灰はかなしい追憶のやうに 音立てて樹木の梢に 家々の屋根…
日曜は早朝から、町内会の集会所の掃除当番。つづいて町内の掃除。近所の人たち総出で、草刈、草引き、枝を払ったり、溝の掃除。向かいの森は、持ち主のおじいさんが死んでかれこれ30年ほどになるのだろう。以前は、たまに息子が管理に来ていたが、その息…
外に出ると、向かいの森ががさがさ鳴る。のぞいてみると、私の気配に逃げていく鹿の尻が見えたりする。雨上がりの畑に行くと、枝豆が、茎だけ残してすっかり食べられていた。花も咲いてこれから楽しみだったのに。ジャガイモも花も葉もすっかり食べられてい…
実家から送ってもらった箱のなかには、いろいろへんなものが入っていた。どこかに行ったときの記念に拾ったらしい石とか土とか。でもどこのものか、もうわかんない。中学の美術でつくったオルゴール箱はすでに壊れているが、そのなかに入っているのは、死ん…
参考書の話。息子、高校最初の模擬試験があった。自己採点結果など聞かされたが。数学がなんでそんなにできなかったのって話だが、少しは危機感があってほしい。どっかが雑なのだ。どっかが雑で、答えまできっちりたどりつけない……。英語は立派。最近は、パ…