2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

その日のうちに

午前中、押し入れにもぐって捜しもの。思いがけず、ついでに出て来た古いノートや資料や手紙類に、ふいに動揺する。亡くなった人からもらった葉書なども。こんなもの見たら、日常生活に支障をきたしそうなので、早々にまた段ボールにしまって、見えないとこ…

金環日食と夜のダンプサイト

遅れて届いた金環日食。 老人会の会長さんが昨日の夕方、配達してくれた写真。A4サイズ。 2012/5/21 07:35:40 東京晴海埠頭 北緯35゜37’59” 東経139゜45’31” 300mm望遠 って裏に記載。東京の娘さんのところに遊びに行…

利他の惑星

──地球は「利他の惑星」である と、 『貢献する心』(工作舎)という本の帯に、書いてあった。 ああ、いい言葉だな、と思った。 ここしばらくの畑のイチゴの大収穫は、感動もので、私は、イチゴの愛情をひしひしと感じた。丹精込めて育てたりはしてないのだ…

よもだ

「小説家になるくらいなら、くたばってしまえ。 くたばってしまえ。くたばってしまえ。 ふたばていしめい。 そうだ、ペンネームはふたばていしめいにしよう。」 ゆうべ子どもが、何度も言う。 「それでママ、小説家って何。ふたばていしめいって何」 ってき…

線と色

参観日だった。 午後のろのろ出かけて行く。 算数の円の勉強。 去年がスリリングすぎたのかなあ。前半は学級崩壊、後半はその立て直し、という感じで、子どもたちの人間関係とか、それぞれの子の個性とか、けっこう見るものがあったような気がするが、 今年…

日蝕と、苺の日々

21日の金環日蝕のことを、子どもはどこで知ったのか、一ヶ月ほども前から言っていて、日蝕グラスも用意していたのに、前日ぐらいになって、ちょうど朝の登校の時間、バスにのっているぐらいの時間だと気づくと、あっさりとあきらめた。 始業時間には間に合う…

愛する母へ

私の机の上に置いてあった。愛する母へ。 「愛する母へ ここ最近、大きな使命が僕を待っています。 そのため、僕は少し家を出ます。すぐ」 そういえば夕方、 「あいってどんな漢字?」 ってきいたのは、この手紙を書くためでしたか。 そういえば、叱られてす…

イチゴ

畑のイチゴつみが日課。 これは昨日の収穫。 今日はこれよりもうひと袋多い。 畑で摘んでいたら、畑を見下ろせる高台から親子の声がする。姿も見える。知らない家だけど、イチゴ食べませんか、って声かけたら取りに来てくれる。 「うまあい、もっとたべてい…

雨の森のスナフキン

「僕は自分の目で見たものしか信じない。 けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。」 って、スナフキンが言っていた。 スナフキンの帰ってこない春はさびしい。お金もないし、テント暮らしだし、ハーモニカ吹いてるだけだし、なんの役に…

今日の収穫

雨上がりの畑で、せっせと苺摘む。隣にもあげる。これから一週間ほどは、食べきれないほ どある。毎日食べて、毎日苺ジュース。 グリンピース、ちしゃ、ニンニクの芽も収穫。セロリとパセリ、日々巨大化しているフキも。庭のミツバも摘む。 食べた。 いい季…

短歌往来6月号に

短歌往来の6月号、西田リーバウ望東子さんの連載「ドイツ通信」に、ベルリンで3月24日に行われた「震災祈念朗読と音楽の夕べ」のことが書かれている。 これに、野樹の短歌も翻訳されて参加していて、記事を送ってもらったので、貼ります。ぺったん。 あ…

5月のデート♪

デートに誘われた。子どもに。 これを断るのはやっかいである。なので出かける。るんるん。 電車に乗って広島駅まで。それから市電を乗り継いで、縮景園へ。 いい天気。土日祝日は小学生無料のうえに、鯉の餌までくれた。 それでさっそく、鯉の餌やり。 鯉の…

【紹介】金明秀さんの「朝鮮学校『無償化』除外問題Q&A」

とても良い記事なので拡散希望。 http://t.co/cHnkvtmg もうひとつ、ぐるぐるさんのも。 「朝鮮学校無償化問題FAQ」 http://t.co/guq0TLOe

秘密の国

図書館で見かけて、何げなく借りてきた本。ル・グィンの『どこからも彼方にある国』 ゲド戦記の作者が1970年代に発表した青春小説。 17歳の、周囲になじめなくて、架空の国を空想する男の子と、音楽でしか自分を表現できない女の子の話。さくさくっと…

パヤタスの子どもたち Photos of Payatas 1994

Photos of Payatas 1994 パヤタスとパアララン・パンタオの古い写真。整理がてら、ぼちぼちUPしていくことにしました。1994年7月のゴミ山の写真から。 http://yumenifuruyuki.blog.eonet.jp/default/2012/05/post-5ec1.html http://yumenifuruyuki.bl…

秘密の本

夕方、子どもはピアノの練習している。 しているはずなのだが、ときどき、それからしばらく、ピアノの音が聞こえなくなる。こういうときは、何かそこらにある本を読み出したのだ。 お気に入りなのは、3・11の写真集で、もう本がぼろぼろになってページが…

リコーダー

午後、ひととき雷雨。バリバリバリってすごい音で。 まもなくやんだ。 古いエプロンつぶして、それから機関車トーマスのはぎれとで、袋ふたつ縫う。リコーダー入れる袋。最初に縫ったのは大きかったので、それは、そろばん入れる袋にして、もうひとつ縫った…

秘密基地

ぼくは孤独がすきなんだ、 って言ったのはムーミンのお話に出てくるスナフキンだが、 「いいんだ、ぼくはそんなに孤独が好きじゃないしね。」 って、自分にはまだ家出する実力がないとさとったらしい子どもは言った。 うん。でもきみはいつか家出しなくちゃ…

子どもの日とスーパームーン

子どもの日。 とはいえ、とくに何ごともなく、みんな家でのんびり。 のはずだったんだけど、ああ掃除しなきゃ、と思いたって掃除した。 全部じゃないけど。こたつもホットカーペットも片付けて、夏の準備。 掃除はしんどい。自分のがらくたには腹が立たない…

天空農園

雨が降ったり、天気になったり、また降ったり、また晴れたりの雨上がりの畑に行ったら、2日ぶりぐらいなのに、雑草がうわうわうわっとしげっている。自生のフキももわもわもわっと大きくなっているので、せっせと摘む。この時期は毎日フキの煮物がおかずに…

机の上の工事現場

5月。気づくと新緑が眩しい。 今朝、子どもははじめて、ひとりで登校した。通学班の集合場所までの200メートルを2年間つきそっていたのを、4月から毎日すこしずつ、ひとりで行く距離を長くして、5月になった今日、ついに家の前からひとりで行った。 …