2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

プランターの苺が実った。 一昨日2個、昨日2個、今日は5個収穫。 昨日は、午前中、近くの運動公園で草花教室。無料で花をもらえるので行ってくる。インパチェンスや日日草や、ベコニアなどプランターに植えて、もらってくる。主催の造園業者の話は興味深…

反論!

今年幼稚園にはまだ行かないので、かわりに、音楽教室に通わせることにしたのだった。昨日は3回め。教室は月に3回だけだが、えらく楽しみにしていて、家でも毎日テキストの絵本を見たり、CDを聞いたりしている。ところがだ、家では歌も歌う子が、教室に…

アフマートヴァ詩集

以前からほしいと思っていた本。数日前、本屋に行ったとき、たまたま見つけた。 アフマートヴァ詩集。20世紀ロシアの女性詩人。 詩集の最初の詩。 人は思っていた 貧しくて 私たちには何一つないと けれどひとつまたひとつと失ってゆき 毎日が追悼の日にな…

「学而第一」

「学而第一」は、論語のとても有名な一節。 「子曰く、学んで時に之を習う。亦たよろこばしからずや。朋あり、遠方より来る。亦た楽しからずや。人知らずしていきどおらず。亦た君子ならずや。」 この「学而第一」の最後の句が、「子曰く、人の己れを知らざ…

漢字学の権威、白川静氏の著した字源辞典『字統』。 そのなかの「道」という字をひくと、「首を携えて道を行く意」とある。 道は外の世界に通じる。そこには邪悪な霊に接するところでもある。そのためのお祓いとして、虜囚の首を携えて歩いたというのだ。首…

親日派

数日前、ニュースを見ていたら、報道特集で韓国の親日派論議をとりあげていた。 日帝時代に、日本に追従したり日本を利する売国的行為をした、ということなのだろうが、誤解をおそれず言えば、当時朝鮮半島は日本だった。名前まで日本名になり、言葉まで日本…

いちえん

「1円を笑うものは1円に泣く」とか、よく言われたもんだが、1円にまつわる思い出はいろいろある。 年の離れた兄が、東京だか大阪だか、どこか都会に行っていて、ときどき帰ってきたが、小学校のいつ頃だろう、もっていた豚の貯金箱を私にくれた。 その貯金…

いっせん

たぶん、4歳ぐらいだったと思う。お菓子か何か買ってほしくて、母に言ったら、お金がない、と言われた。そんなことはないだろう、とさらに食い下がると、「もう1銭もないんです」と母は言った。 いっせん?1銭という単位は知らない。一番小さいお金が1円…

オルガン

おんがくきょうしついくの、と子どもは言い、幼稚園に行かないかわりに行かせようか、ということになった。月に3回。 もらったワークブックを眺めて、CDを聴いて、歌って、楽しみにしていたのである。 それで、最初の授業が昨日あったのだが。 ほかのお友…

そりゃ ぼくたちは

ようやく数日前、衣替えをした。といっても夫と子どものだけ。自分の分はまだである。最近部屋を、子どものレールが占領していて、しんかんせんとトーマスが走っていて、なかなかものを広げられないのだ。もっとも私は寒がりだから、夏服を出すにはまだすこ…

さくらんぼの実る頃

近くの公園のさくらんぼの木に、実がなっている。近くの女の子たちが、摘んでいて、私たちが行くと、手に握りしめていたのを(それですこしべたべたするが)わけてくれた。ちびさんにくれたのだが、ちびさん2つほど食べて、いらないという。それで残りは私…

「オーベルニュ人に捧げる唄」

とても久しぶりに、ジョルジュ・ブラッサンスのCDを聴いた。たぶんもう15年ほども前に買ったもの。子どもが、CDを積み上げてあるなかから、ひっぱりだしてきたのだった。2枚組。曲解説の冊子に、塚本邦雄が「ジョルジュ・ブラッサンス考」という文章…

骨がなくても

たぶん78歳ぐらい、古い知り合いのおばさんは、冬、寝たきりになっていた。左足の付け根の部分の骨がもうなくなっていて、もう立ったり歩いたりできないし、車椅子も危ない、といわれていた。施設をさがそうかという話もあったが、やはり80歳ぐらいのお…

続・弟

弟が、海を渡ってやってきた。昨日の夕方、いきなり。港の近くの古い知人の家に泊まるという。まったく来るなら電話ぐらいしろって。相手の都合も考えないやつである。しょうがない、港のほうまで(片道2時間かかるのだ)、夜、会いにゆく。 会う度に、驚く…

チャーリーとの旅

「チャーリーとの旅」というタイトルのスタインベックの本が、今ごろ翻訳されている。1960年頃のアメリカの旅を綴った紀行文。 ことに印象的だったのは南部のニューオリンズの人種差別の光景。白人だけの小学校に2人の黒人の子どもが通いはじめたことに…

昭和4年の地図帳

たぶん、もう20年ほども前になる。叔父が、仕事の帰りにゴミ焼却場の近くを通ったときに見つけた、といって、古い地図帳をくれた。 尋常小学校の生徒用の地図帳。昭和4年の発行。トシ子ちゃんという女の子が5年生と6年生のときに使っていたものらしい。…

自由と生存の

「自由と生存のメーデー」というスローガンだったらしい。フリーターたちのデモが東京であったらしい。声をあげることは、大切だ。 「労働は自由への道」という言葉を反射的に思い出したりする。これは、アウシュビッツ絶滅収容所に掲げられたスローガンだっ…