2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マニラのバスジャック

「フィリピン:マニラのバスジャック、10時間後に投降 男は児童施設の経営者」というニュース。子どもたち無事でよかった。 「地元メディアによると男は、マニラ市北部で貧しい子供を預かる施設を経営するアマンド・ドゥカット容疑者。子供らはこの施設の…

桜咲く

桜咲いた。向かいの森の。昨日今日天気がよかったから。 天気がいいので、出かける。運動公園で子どもを走らせていたときに、斜面につくしが生えているのを見つけたので、摘む。味噌汁の具になった。 ちびさん、ぶらんこが楽しくなってきた。 おうちかえる。…

もう一日

昨日は一日雨。子どもは敷居をレールにして、えんぴつしんかんせんを走らせていた。 ミッチ・アルボムの『もう一日』(NHK出版)という本を読んでいる。転落の果てに自殺に失敗した男が、数年ぶりに実家にもどると、空家のはずの家に死んでいるはずの母がいて…

アメリカ

夕方、外に散歩に出る。青い空に飛行機雲がきれいだった。空き地にレンギョウや雪柳がきれいに咲いていた。 また別の近くの空き地にパトカーや消防車が来ていて、(それにしてはしずかだ)、人が集まっている。顔見知りの子どもたちいて、保育園児のかおりちゃ…

戦争の方角

イラク戦争がはじまって4年目の3月ということになるんだろうか。ちょうど子どもの妊娠がわかった日に、ブッシュがイラクを攻撃すると言っているのを聞いたので、覚えている。空爆は私の胎児をねらうように思え、なんだか自分がとても愚弄されている気がし…

ドライブスルー

あれはなんていうんだっけ。ドライブスルーでいいのかな。車に乗ったままハンバーガーを注文できて、車に乗ったまま、受け取るやつ。 ちびさんが、その方式で食事する。ぶっぶーと車にまたがってやってきて、「おさかな、ごはん、キャベツ」とテーブルの上の…

「うすいがらすも磨いて待たう」

昨日、助成金の申請書類、郵送する。封をする直前に見直したときにも、書き忘れが見つかったりして、なんだかもう疲れたけれど、とにかく出せた。ニュースレターの発送もほぼ終わり。お世話になったみなさま、ありがとうございます。 届いた本の支払いもして…

漢字テスト

注意 危険 警告 広島 電車 系 運転 自動 止まれ 入る 切る 下さい 赤ちゃん 絵本 お気に入り 戻る いまちょっと漢字テストしてみたら、ちびさん、これだけの漢字が読めるらしい。ふだん何見て暮らしているかが、わかるなあ。 パソコンの「お気に入り」のとこ…

識字教室

教室に入ると、まず最初にお茶を出してくれたもうひとりの先生のことを思い出した。横浜寿町の識字教室。12年前ほど前に何度か、その教室を訪れて、生徒のひとりになった。差別と貧困のなかで教育の機会を失ったという在日朝鮮人のおばさん、簡易宿泊所に…

訂正

こんなところで、ぼやいたり、言い訳したりしてもしょーのないことなんだが、今回のゴミの山の学校のニュースレターは間違いが多い。気づけばその都度訂正していたんだが、(夫は全部刷りなおす、と言い張り、私は、紙もインク代ももったいないからそんなこと…

淵上先生のこと

グーグルで調べごとをしていたら、どこかで見覚えのある名前が目の端にとまり、気になって検索したら、ああ思い出した。大学のときのロシア語の先生だ。そうか、こういう名前だったか。厳しい先生で、単位をくれなかった。というか、私が怠けすぎていたせい…

くじら

これは、宇和島の海ではないだろうか。ニュースの画面に映っていたのはやはりそうで、なつかしさに泣きそうになる。あの海を見下ろすあたりの山の中腹で、春が来る度、子どもの私は山菜取りをしていた。眼下に見おろしていたおだやかな春の海。小学校の遠足…

春の便り

朝、向かいの森でうぐいすが鳴く。ホーホケキョとけっこう立派に鳴いている。春だ。 子ども宛てにおじいちゃんおばあちゃんから葉書が届く。子どもが葉書の文面を読んでおぼえていると知って、よろこんでときどき送ってくるのだ。おじいちゃんにいたっては、…

壊れた。

壊れた。ここのところ、小さなトラブルが続いていたノートパソコンが、突然暴走し、それっきり復旧できない。いつも夫がなおしてくれるので頼みにしているのだが、その夫が頭を抱えている。復旧できるかどうかわからないという。いずれにしても当分使えない…

仲直りの仕方

叱られると、両手を顔でおおってうつぶせる。まるで地震から身を守るみたいに。とりあえずこれが、彼の反省のポーズらしい。叱りすぎたかなあと思うことも多いんだが、そのあとは「ごめんなさい、なかなおり、あくしゅ」でひとまず話は終る。 でも、「なかな…

ある年齢

昨日の朝庭に出ると、何かはらはら降っている。桜が散っているんだろうか、とまず思い、でも、まだ咲いていない桜が散ることはできないと気づき、近くの庭か畑で、ゴミを燃やしていて、その灰が飛んできているんだろうかと思い、でもものを焼くにおいはして…

うそつき

「あなたはうそつきです」と、突然子どもに言われたりすると、それがお話(「しょうじきな木こり」金の斧、銀の斧、鉄の斧が出てくる話)のなかの言葉とわかっていても、どきっとする。やすやす暗記してしまう文章の、意味がわかっているのかどうかわからな…

春の嵐

朝からすごい風。 家のなかでは、いろんなことが自分の思うようにならない3歳の子どもが大泣きだった。やれやれ。

スリッパしんかんせん

「あらまあ、あなたはおうちがないの。なんてかわいそうなんでしょう」 「またうそをついたのか。もうだまされないぞ」 「そのとたん、かあさんがえるのおなかはパーン、はれつしてしまいました」 「おたすけください。どうかぼくをたべないで」 というよう…

アストライムしんかんせん

とっても久しぶりに、たぶん何年ぶりぐらいに、アストラムラインに乗った。市内と郊外をつなぎ、地下と高架を走る電車。子どもは遠くを走っているそれを、何を思ったか「けむししんかんせん」と呼び、アストラムラインというのだと言うと、「アストライムし…

給食費

給食費を払わない親が増えている、というニュースを見ていて思い出した。中学1年の1学期、私は会計委員だった。望んでなったのではなく、中学にあがったばかりなので担任が勝手に決めたのだが、仕事は毎月の給食費の徴収だった。まじめな生徒だったから、…

「はみだしっ子」

夕方のスーパーでは、小さい子たちが小さいお手伝いカートを押して、というより暴走させていたり、追いかけっこをしていたりする。お手伝いカートに菓子を入れて、あちこちぶつけながら走っていた私の子どもは、大好きなさやちゃんを見つけると、カート放り…