2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あおねん

昨日、市民病院行ったら、担当医がいなかったので、エコー検診はまたにして、耳鼻科医院に行く。ちびさんの鼻水は、風邪ではないような気がするので。 この時期の耳鼻科も多い。1時間半待ち。ついでにパパも見てもらう。ふたりとも鼻炎らしい。そういえば去…

何に怒るのか

どう考えたって、今回の朝鮮学校除外の問題は、朝鮮学校の問題などでは全然なくて、ひとえに、この国の人権感覚の無惨さ、歴史的な誤りの延長にあるものです。だから本当は、日本人こそが、こういう結果になっていることに対して、歴史認識の誤りとして、内…

誰がテロリストだって?

日曜日のイベント。 フェアトレードカフェ・パコというところであった。 第1部は『ラップで伝える「占領地」の抵抗。映画「Slingshot Hip Hop」に見るパレスチナの若者像』 字幕が英語。私読めませんが、音楽と映像は何かを伝えてくれる。 DAMというグループ…

鹿

雨しとしと。ふと2階の窓を開けたら、向かいの森の桜がひとつふたつほころびはじめている。ウグイスが鳴いている。ふと見ると、鹿がいる。イノシシとたぬきはわりと見かけるけど、鹿は鳴き声は聞くけど、姿を見るのははじめて。急いでちびさんを呼ぶが、呼…

パアラランのクリアファイル

パアラランのクリアファイル好評です。やっほ。紹介してもらいました。 http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/03/post-8065.html スポンサーのみなさま、来月ニュースレターと一緒にお届けします。購入希望については、5枚~から受け付けます。一枚…

「ガラス窓と心」

「ガラス窓と心」 金起林(キムギリム) なあ── ぼくの心はガラスなんだろうか、冬空さながら こんな小さい吐息にもすぐ曇ってしまうなんて…… さわれば銑鉄(ずく)のように堅い素振りだけど ひと晩の霜にもあえなく罅(ひび)入ってしまうのだ。 吹雪く日は…

卒園式

一日じゅう雨。 ちびさん卒園式。 長い時間、壇上にすわっているのは大変だったねえ。あくびしたり、鼻ほじったりしてるの、全部ビデオにおさまっているんだろうなあ。 親たちも撮影が大変らしいのだったが、そのうち、あちこちから、鼻をすすりあげる音がし…

お手ふり

今日が最後の幼稚園バスに乗っていった。 すたすたと階段のぼって席までゆく。ほんの1年前は、ステップをのぼれなくてかたまってしまうから、抱っこして乗せていたんだよなあ。 子どもの1年の変化は、すごいな。 それでも、2年間ついに一度も、窓から手を…

今日が最後の

月曜の午後は、幼稚園の最後の個人面談。 年中さんのときには、あのすみっこに、ぽつんとすわっていたんですよねえ。成長しましたよ。すごいですよ。いまは歌うときも(口パクながら)音階にあわせて指を動かしていたりして、表情もすごく豊かになってきまし…

お知らせ 朗読劇『ガザ 希望へのメッセージ』 in 広島

転送大歓迎。 ***************************************************** 親愛なるみなみなさま 昨年、京滋の市民有志「つばめクラブ」が立ちあげた へいわをめざす朗読集団「国境なき朗読者たち」。 2009年9月11日、朗読劇『ガザ 希望へのメッセージ』(脚本…

絶望

今度のことが、朝鮮学校の子どもたち親たち、在日の人たちにどれほどの絶望を与えているか、心を引き裂くような思いをさせているかと思ったら、いたたまれない思いです。でもそんなこと、多くの日本人は気づきもしないのでしょう。 本当は、日本人が絶望しな…

「わが郷土の おさなごころの上に」

朝鮮童謡選 序文 金素雲 「ふるさとの幼い人たち、このささやかな贈物にことづけて、こころからなる親愛を君たちにおくる。 いささかの感傷をゆるしてくれたまえ。郷土に別れて十余年、心ならずも君たちとは遠く道を隔てて過越した。郷愁(ノスタルジア)の…

「たやすく書かれた詩」

「たやすく書かれた詩」 尹東柱(ユン・トンジュ) 窓辺に夜の雨がささやき 六畳部屋は他人(ひと)の国、 詩人とは悲しい天命と知りつつも 一行の詩を書きとめてみるか、 汗の匂いと愛の香りふくよかに漂う 送られてきた学費封筒を受けとり 大学ノートを小…

「日本政府が朝鮮学校に対する差別政策を強化することについて」

「日本政府が朝鮮学校に対する差別政策を強化することについて」というブログ、他のブログの引用も適切で、勉強になります。 (私のブログも引用してもらってますが、それについては、よいかどうかわかりませんが。) http://d.hatena.ne.jp/yaguizma/201003…

「曠野」

「曠野」 李陸史 はるかな日に 天が初めてひらかれ どこかで鶏の声が聴こえたろう すべて山なみが 海を恋いしたって馳けるときも この地ばかりは侵し得なかったろう 絶えることないとしつきを こまやかな季節が咲いてはうつろい 大河の流れが初めて道をひら…

「路程記」

「路程記」 李陸史(イユクサ) いのちとはあたかも難破した船の破片(かけら) あちこちに散らばって 村はせまく汚れた漁村よりも始末がわるく いのちのはしくればかりがずっと古びた帆布のように吊るされていた。 ほかの人たちはよろこばしい若い日だったの…

罪深さ

この国で生きる子どもたちの権利を踏みにじってまで、反日教育? などと言い立てて、民族教育をおそれなければならないなんて、この国はどんなひどいことをしてきたことかしら。 今度のことは、日本の戦後教育の誤りが、いままた朝鮮学校の子どもたちを苦しめ…

やくそく

幼稚園のお別れパーティ。 ちびさん歌っていた。歌っていると見える程度には口を動かしていた。 それで、彼が歌わないことを知っているお母さんたちが、驚いてほめてくれる。ええ、彼は口パク練習中なんです。(お母さんたちも歌わなきゃいけなくて、よく知…

詩碑 3月7日京都で

日曜日の朝は、そういえば、京都にいて、河津さんに案内してもらって、東柱の詩碑をたずねて歩いた。雨上がりの、ときおり小雨がぱらつくなか。下宿跡の詩碑。それから川のほとりまで出て、彼が逮捕されて連れて行かれた下鴨警察署の前を通ったとき、この詩…

今日の毎日新聞の社説

今日の毎日新聞の社説。 これが良識だと思う。 社説:朝鮮学校 無償化除外、筋が通らぬ 高校無償化法案の国会審議が続いているが、在日朝鮮人の生徒らが学ぶ朝鮮学校を対象から外すべきだという意見が政府内からも持ち上がり、論議になっている。除外意見は…

雪の降る日

金昌烈詩集より 翻訳 上野都 雪の降る日 雪が降る 限り無く 雪が降る どこかへ独りで 歩いていく。 私に映る私が もうこれ以上は 惨めになるな と 心に固く誓いながら どこかへ 気ぜわしく歩いていく。 雪が降る 限り無く 雪が降る。 ── こないだもらった詩…

朝鮮学校排除を言い出す人でなし

朝鮮学校排除を言い出す人でなし加減はたしかにチョッパリだろう いま私書いた短歌。 日本人を指す言い方に3種類あって、イルボンサラム、これはふつうに日本人。ウェノム、日本の野郎、という感じかなあ。それからチョッパリ、けだもの、の意味。中国語な…

NGOと市民の共同要請

NGOと市民の共同要請 (賛同し、転載します。ご協力をお願いいたします。) 「高校無償化」制度から朝鮮学校を外すことに対して、NGOと市民の共同緊急要請を出すことになりました。ぜひ団体、個人で賛同してください。また、お知り合いの方に広く呼びかけ…

パアララン・パンタオ開校20年記念クリアファイル

できました。 パアララン・パンタオ開校20年記念クリアファイル。 http://paaralang.cocolog-nifty.com/blog/

緊急アピール

緊急アピール 人を傷つけることにためらいを覚えない粗暴な物言いが、この国に横行しようとしています。先日ある自治体の首長が、朝鮮高級学校を授業料の無償化から除外すべきだという意見を開陳し、「暴力団が関係している企業は入札排除しているし、関係企…

緊急集会のこと

昨日の緊急集会、バスの時間があって途中までいられなかったのですけど、報告が河津さんのブログに載っています。 http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/03/post-abfd.html http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/03/post-5bf8.html 授業料無償…

緊急集会のお知らせ

詩人の河津聖恵さんのブログから、緊急集会のお知らせです。 支持します。 http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/03/post-4fa5.html 同化と排外という、この国の差別の構造は、在日外国人だけでなく、在日日本人も苦しめるものであると思います。その…

ひなどりは愛です

学生時代のすべての講義ノートは、六畳一間の暮らしには邪魔で、引っ越しも転々しているうちに、すべて処分したが、卒業後に、仕事を長引く風邪のせいにして休んで、もぐりで聴講した仏文の集中講義のシモーヌ・ヴェイユの講義ノートだけは、ワープロで打ち…

「短歌 ニューヨークの唇」 蝦名泰洋

蝦名泰洋、という歌人がいて、もしも20年前に、彼の短歌を読まなかったら、私は短歌に憧れたりしなかった。 委細省略。 最近の、かな、わかんないけど、歌集「イーハトーブ喪失」以降の、短歌と思います。 蝦名泰洋さんの短歌のブログ出現。 「短歌 ニュー…

ママのひ

おひなさま。 ふとカレンダーを見ると、「ママのひ」とかきこんである。ちびさんの字。この家の女の子は私だけだから、ママの日、でもいいんだけど、それが→がのびていて、ずーっとずーっとずーっとのびていて、カレンダーをめくってめくって、なーんと、1…