2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

発見

幼稚園の土曜参観日だった。 行くとちびさん砂場にいた。年中さんのときに教室を脱出しまくっていた印象が強烈なせいか、いまだに、みんなのなかで、うまく遊んでいるちびさんを見ると、それだけで感動してしまう。音楽教室で一緒のもえちゃんをくどいてるし…

プラッサ

「世界子ども通信 プラッサ」30号が届く。 表紙の写真、なんかなつかしい気がするな、と思ったら、夏にパアララン・パンタオで私が写した写真だった。そういえば、そう聞いたような。夏のことなので、忘れている。 写真、特集のページの表紙にも使ってもら…

ぶちころされちゃったら

うちの農場主は(ちびさんのことだが)そろそろ畑仕事も飽きたらしく、ここんとこ私ひとりでしていたが、今日はついてきた。水菜と、はつかだいこんの種まきをして、みずやりをした。 畑でちびさんが言った。 「もしこんど歌わなかったら、ぶちころすって、…

CD尹東柱詩集

いくつかの言葉、いくつかのフレーズを、自分の声のように聴いてしまったのだが、それはなぜだったんだろうと思うと、そのとき詩は、あるいは詩のようなものは、私の「いま、ここ」を内側から言い当ててくれていたからかもしれない。 18歳のときに読んだ、…

ランチ

療育のときに一緒だったお母さんたちとランチ。半年ぶりだったり1年ぶりだったり。年長さんの親が3人、年中さんが3人。たまたまみんな男の子。3歳頃の子どもたちの姿を一緒に見てきているからか、なんとなく会うとすり寄っていきたいようななつかしさが…

あしながおじさん、あしながすぎる。

街におりて、銀行へ。パアララン・パンタオへ送金する。 たすけてくれるみなさま、大変ありがとうございます。 おかげさまで、今年度も300人の生徒たち、元気に勉強することができました。来月、年度末のニュースレター発行したい予定です。 パアララン・…

学校見学

朝、教育委員会のT先生と、小学校に行く。校長先生が迎えてくれる。校長椅子のソファーはふかふかで、ちびさん飛び跳ねる。 とりあえず、排泄の問題と、とくに音楽や体育の授業の困難が予想されること、見通しがたたなかったり、どうしていいかわからなくな…

難破船の港

毎日毎日、幼稚園から空き箱の船をつくって帰るのが、どんどん溜まっていって、部屋は、難破船の港と化している。船、毎日どんどん大型船になっていく。それでもって、はっきり言って、その難破船のゴミのなかに、布団敷いて寝ている。 バングラディシュに、…

がっこう

午後、小学校の説明会。 幼稚園に子ども迎えに行って、そのまま小学校へ。 子どもたちの相手は5年生がしてくれるらしく、ひとりがひとりを連れて行った。ちびさん、おとなしく連れられていった。 このあたりから、私はもうぼうっとしている。新1年生150…

おとうと

私のちいさな坊やは、いつのまに6歳になって、春には小学生になるんです。それでもって、パソコンの取りあいしたりとか、玩具かたづけないので、私がぶち切れたりとか、怒ったりとかすねたりとか、いろいろ取っ組みあったりするようにもなってきて、すると…

ちよこれえと

昨日、音楽教室に行って、ちびさん、こないだ「あいしてる。あいしてる。あいしてる」というお手紙をあげた女の子からチョコレートもらっていた。ま、彼女、みんなにくれたんだけど。 鞄に入れて忘れていたのを、今朝思いだして開けてみたら、ケロロのチョコ…

ロマンチックな船

ちびさん、毎日お船をつくって帰る。たまるたまる。難破船。空き箱と牛乳パックとトレイとトイレットペーパーの芯とヨーグルトやプリンのカップが、部屋の隅に山積み。でもひとつひとつ違う船なのだ。ばくだん運んだり石油運んだり、クルーズ船だったり、今…

共犯者たち

『記憶 ホロコーストの真実を求めて』 ヒルバーグの自伝。 ヒルバーグが言おうとしていることを、つきつめてしまうと、加害者も被害者も傍観者も、ともに共犯者である、ということになると思う。理屈としては明快である。ともに大きな犯罪の構成員であるのだ…

加害者の闇?

「心の闇」というような言葉を見るようになったのはいつからだろう。少年犯罪の凄惨さに度肝を抜かれたジャーナリズムが言い出したような気がしているが。こんなにうさんくさい言葉もない、と思う。 「心は闇」と言い換えた短歌をどこかで見た。思い出せない…

パヤタス会議 IN 大阪

3月6日土曜日、大阪に行くので、 せっかくなので、パヤタス会議もちたいと思います。 6日の午前中、天満橋付近。詳細未定。 学校の近況報告もしたいし、 大阪周辺のみなさんに会えるとうれしい。 都合のつく方、よろしくお願いします。

後ろの正面

かごめかごめ鬼の子いつまでうずくまる後ろの正面風ばかりなり という短歌をむかし、書いたことがあるが。 後ろにくるものは苦手である。見えないものの認識に問題があるらしいんだが、後ろは見えない、後ろにくると消えるのである。 そこに人間がいても、見…

「長詩 リトルボーイ」

『長詩 リトルボーイ』高炯烈(コヒョンヨル)著 韓成禮訳 コールサック社 読んでいる。 1995年にソウルで刊行された7900行を超える長編詩。日韓被爆者の歴史(生活史)をたどりながら、原爆投下までの日本と朝鮮、アジア、世界を描く。 日本の姿が…

かれし

ここんとこ、叱ってばかりかもなあ、とちょっと反省して、 「ママはりくが、だーいすきさ」って言ってみたら、 「ママ、こういう歌があるんだよ」とちびさんが歌い出した。「ぼくはきみのかれしじゃないよ~♪」 ……ふられた。 ま、それはそれでいいのだ。 す…

「狙われたキツネ」

1989年12月にルーマニアでチャウシェスクの独裁政権が崩壊した。独裁者夫婦が処刑された映像を、あのとき私も見た。処刑直前の夫婦の顔が印象的だった。愚かさがぼんやり口をあけたような。悪の凡庸さ、という言葉を体現したような。 あんなにも残酷な…

突然ですが

引っ越します。 新しいブログはこちら http://yumenononi.blog.eonet.jp/default/

引っ越しました。

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お母さんの作文

ようやく机のまわりの雑多な紙屑を片付けたら、こないだ書いた、卒園文集用の作文が出てきた。お母さんは作文を書いたのだ。なんかなあ、こういうの書くって、われながらちょっとけなげと思うよね。 思わないか。 こんなの。 ☆ りくしのようちえんものがたり…

ハプチョンの友だち

そういえば掲載誌をもらっていないが、原稿料はふりこまれていたので、載ったのだろう。たぶん秋頃。長距離バスの椅子の背にはさまれているらしいフリーペーパーに、旅の話を書いた。2度目。 ファイルの整理が苦手なので、記録がわりに、ここに。 ☆☆ 陜川(…