2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夕焼け

街に降りて、久しぶりに友人と会って、バスで帰る。星ヶ丘ゆきバスにのって、夕焼けの川を渡る。夕焼けきれいだったよ。星ヶ丘ゆき、っていうのがいいよね。どっかいいところに行けそうで。いかにも山の中の団地につけそうな名前だけど。 どなたへの贈りもの…

パプーシャ その詩の世界

「パプーシャ その詩の世界」 美しい本。ポーランドのジプシー女性の詩。ブロスニスワヴァ・ヴァイスという名の。 ☆ 森よ、わが父よ 森よ、わが父よ、 黒い父よ、 あなたは私を育て、 あなたは私を捨てた。 あなたの葉は震え 私も葉のように震える。 あなた…

To be, or not to be, that is the question

To be, or not to be, that is the question シェイクスピアのハムレット。中学生のときに読んで、ここの部分の長いセリフをなぜか暗記した。そのまま忘れていたはずが、ふっと蘇ってきて、気になったので検索。 在るか、それとも在らぬか、それが問題だ。運…

じゃがいも

庭では紫陽花が咲いたり、百合が咲いたりしている。 畑では、ミニトマトが、また半分齧られている。齧り残しの半分はまだ枝についている。毎日のように齧られているんだけど、だれが齧るんだろうなあ。そのあたりの枝が、ねばねば白く光っているのが、犯人の…

未来は明るい

日曜日。ピアノの発表会があって、息子が弾いたのは「エリーゼのために」と「ダウンタウン・ビート」というジャズの曲。 アドバイザーの先生たちから、まあまあよい評価をもらって、息子はうれしそうだったが、ひとりの先生が「未来は明るい」というコメント…

故郷の夕焼け

宇和島、って文字を、読んだり書いたりするのが恥ずかしいのはなんでだろうなと、ずっと思ってはいたんだけど。愛媛とすると、すでによそよそしくて他人事のようだけど。 茂木健一郎「東京藝大物語」気楽に読んでいたけど、大竹伸朗さんが出てきて、宇和島、…

ユキノシタ

畑と近所の道沿いの山肌で、見つけたら摘むよね、ワラビとツユクサとユキノシタ。晩のおかずになったよ。ワラビはあく抜きして卵とじして、ツユクサはおひたしにして、ユキノシタはゴマ油で炒めた。季節のうつろいが、胸に迫る感じ。 坂道を降りたら、川があ…

神田川

神田川、じんでんがわ、と読みます。この川べりを歩いて、高校に通ったけど、川、汚れていて臭かった。昔はこの川で泳いで遊んだもんぞ、と父が言うのも、とても信じられなかったほど。 歌をみかけたので、貼っとく。私の郷里の川だよ。 https://www.youtube…

ツユクサ

夕方、畑で草刈。去年の種から育ったコスモス、もう花が咲いている。 これから夏だよ。トマト赤くなってる。いちご、最後の1個だと思う。今年もたくさんありがとう。 私の秘密基地。雨の度に屋根に水がたまるのをなんとかしたいけど、ここで15分くらい昼…

被爆電車

日曜日。午後街へ降りたら、息子が「あ、被爆電車だ」と気づいた。見慣れない色だよ。「被爆当時は、あの色だったんだよ」って言う。 よく知ってるなあ。昨日から走ってるみたい。 電車通り沿いのビルに用事があったんだけど、息子、ビルの窓から下を見おろ…

パプーシャの黒い瞳

久しぶりに街に降りて、映画観てきた。パプーシャの黒い瞳。 「読み書きさえおぼえなけりゃ、しあわせだった」 「詩はひとりでにうまれてきえる」 「文字がなくて記憶がなくて、よかった。ジプシーに記憶があったら、つらくて死んでしまう」 「詩を書いたこ…

算数の問題

「算数の文章題って、いろいろと忙しいよね。弟が忘れ物したり、お姉ちゃんが追いかけたり。行く道と帰る道が別だったり。無駄に遠回りしたり。最初の日だけ定価で、次の日は二割引きでその次の日は三割引きだったり。」と息子が言う。 そうですねえ。忙しい…

転校生

子どもたち土曜も日曜もやってくる。自分たちだけで遊べばいいものを、私をしつこく誘いにくる。ムーミンは肩をもんでくれて、息子はコーヒーを入れてくれる。「おかあさんがいないと盛り上がらないんだ」って何がよ。あんまりしつこいので、じゃあ4時にな…

かくれる理由

午後、いつものムーミン(息子の同級生)が遊びにくる。今日はふたりだけみたいだ。ふたりで遊んでいればいいものを、退屈したらしく「おかあさんも遊びましょう」と誘いにくる。いろいろとしなければならないことはあるので、でもそれ以上に、あんたたちと…

逃げる理由

息子、苦手な男子ふたりに声をかけられる。わりとしつこく、通せんぼされたりする。避けて逃げると「無視した。人種差別だ」と言われる。耐えがたくなったらしく、連絡帳に自分で書いた。 すると先生が、隣のクラスのふたりを呼んで、話し合いをもってくれた…

河野きよみさんの短歌

歌誌「未来」6月号に、広島の河野きよみさんの短歌について、書かせてもらったので、載せておきます。 大切な歌というものがあると思う。ここには大切な歌があるので。記録と記憶のために。 ☆☆ (未来歌人のこの一年 河野きよみ) 折鶴を手に空仰ぐサダコ像…

梅雨入り

昨日の夕方、畑にいたら(秘密基地で寝ていたら)ブルーシートに雨の音。夜も雨、朝も雨。午後、雨あがったので見にいったら、案の定、雨の重さで屋根が落ちていた。とりあえず、もとどおりになおすが、何か工夫せんといけんねえ。 いちご、もう野いちごみた…

かくれんぼ

昨日ムーミンは、かくれんぼで押入れにもぐったら、そのまま布団に沈んで、出るのに難儀していたが、子どもらは、今日も懲りずに、かくれんぼをしていたらしい。押入れのなか、乱れている。押入れで遊ぶなんて非常識だとパパは言うが、子どもが押入れで遊ば…