2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ひろしま」

映画見てきた。これ↓ http://yumenononi.blog.eonet.jp/default/2012/01/post-b393.html スティーブン・リーパー平和文化センター理事長のお話はごく短くて、 これから数年が、核兵器廃絶に向けて、分かれ道となる非常に大事な時期だ。核兵器廃絶の世界世論…

冬眠

子どもの国語のノートから。 ☆ めあて 読書ゆうびんの書き方が分かる。 ××さんへ 「あほう村の九すけ」をしょうかいします。 たてものの二かいから、きょ大なだいこんがぶら下がってくるところがおもしろかったです。 あほう村のじゅうみんはいたずらをした…

朝鮮学校に無償化を求める要請文への賛同のお願いです!

河津聖恵さんのブログhttp://reliance.blog.eonet.jp/default/2012/01/post-781b.html から転載します。 ★朝鮮学校に無償化を求める要請文への賛同のお願いです!★ 転載歓迎! 2011年1月23日現在、朝鮮学校の無償化は、一向に実現の見通しがついてお…

普通の話

朝鮮学校を除雪車は素通りする、という話。 こちらに詳しい。 http://anews.jp/p/14515 そこまで冷たいか、と唖然とした。 以前、広島の朝鮮学校の移転が、20年もかかったのはなぜかという話を、聞いたときも、にわかに信じられなかった。 たぶん、ものす…

黒い雨と白い雪

黒い雨について。 「広島の原爆投下直後に降った、いわゆる「黒い雨」。大量の放射性物質が含まれていたとされるが、黒い雨がどこに降り、人体にどのような影響を与えたのか、明らかにされてこなかった。こうしたなか、被爆者の研究を長年行ってきた放射線影…

恋に落ちて

私が、ではなく。 オルハン・パムクの小説『無垢の博物館』を数日前に読み終えた。 おもしろかった。 恋に落ちて、人生を棒にふった男の話。 「いつのことか、君は僕の恋人だった そばにいても君が恋しかった いま君は別の愛に出会った 幸せは君にあげよう …

通せんぼ

昨日は、学校の帰りに、SとMと3年のSに通せんぼされたのらしい。でもそのほかに何か言われたということもなく、通せんぼだけらしい。いつものことなので、放っておく。 たいしたことないと思ったら許してあげればいい。いやだと思ったら、自分で先生に言…

パライソKY、あるいはJY

参観日に行ったら、教室が、ほかのクラスと同じように静かだ。ずいぶん落ち着いてきたんだなあ。 子ども、窓際の一番後ろ。その隣がMちゃん、その隣がSくん。 休み時間、子ども、にこにことうれしそうに「ママ、今日はいっしょに帰ろうね」などと話しかけ…

「KY」とか「貧乏」とか

学校から帰ってきた子ども、泣きそうな顔して怒っている。 五時間目の音楽の時間に、近所の同級生のSが(またしてもSだ)、 子どものことを「KY」で、「たいそう貧乏」で、「父さんがハゲ」って言ったのらしい。帰りの道では、S姉3年生にも、同級生の…

『ひろしま』上映会のお知らせ

『ひろしま──1945年8月6日、原子雲の下の真実』 58年の時を経て、幻の映画が奇跡の再公開! 2012年1月28日(土)13時15分~ アステールプラザ中ホール チラシから 「広島の市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現…

人生最高のデートのために

子どもが言うには、 「ぼくは、宇宙から乳母車にのって、黄色い道を走って地球にやってきたんだよ」 「ぼくは、本当はニューヨークがよかったけど、ちょっと道をまちがえたんだ」 それで、ここに生まれたらしい。 そりゃ残念だったね。 「でもいいんだ。友だ…

火星人

くるくるまわる子どもだった。 くるくるまわるが、おどったり、お遊戯したりはしなかった。 歌なんか絶対うたわなかった。 ついでに子ども、偏食もすごかった。 すると言われるのだ。 おかーちゃんが悪いんやろ。 おかーちゃんが歌ってやらんから。一緒に遊…

現代詩手帖特集版『シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』

現代詩手帖特集版『シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』(思潮社、2011年12月)が届いた。こちらで紹介されていたので、ぺったん。 http://d.hatena.ne.jp/clair-de-lune/20111228 野樹は、『根をもつこと』の解題を書きました。一番最後のページ。 自分の文…

月夜の電信柱

午後、お習字する、と子どもが言い出し、こないだみたいに、何時間も集中されるとしんどいなあと思いつつ、用意してやったら、今日はものの10分で飽きていた。 を書きたかっただけか、もしかして。「どんぐりと山猫」から。 せっかく出したんだから、もす…

過ちは繰り返しませぬから

新年早々、 「4日午前0時50分ごろ、広島市中区の平和記念公園にある原爆慰霊碑に金色の塗料のようなものが吹き付けられているのを警備員が発見し、広島中央署に通報した。同署が器物損壊容疑で調べている。 慰霊碑には横書きで「安らかに眠って下さい 過…

どっどどどどうど

起きたら、雪。 20センチの積雪。とりあえず雪かき。 自分たちがしたこととはいいながら、家のなか、おふだだらけで、なんかへん。 トイレにはいると「立春吉日建陽多慶」と目にとびこんでくる。 こないだまで500系新幹線の写真が貼ってあったんだが(…

メモ。『オリジンから考える』(鶴見俊輔 小田実)から ③

Ⅲ 哲学の効用 (鶴見俊輔) 「私は、私なりの視野があって、そこには私ひとりしか立つことができません。そういう視野をもつ者から見ると、どうして普遍ということに達することができるでしょう。」「その人の繰り広げた宇宙論の体系は、その人ひとりにしか…

メモ。『オリジンから考える』(鶴見俊輔 小田実)から ②

Ⅱ オリジンから考える(小田実) 「チャーチルのことで、もうひとつ、私が思い出すのは、彼が回想録の中に書いていたことですが、「一国の国民全部が正気を失って、狂気に陥るときがある。それは第二次世界大戦の日本人だ」というのがあったと思います。まさ…

メモ。『オリジンから考える』(鶴見俊輔 小田実)から ①

メモ。『オリジンから考える』(鶴見俊輔 小田実)岩波書店 から Ⅰ 小田実との対話(鶴見俊輔) 「米軍からの脱走兵をかくまうために駈けまわっていたころ、その手助けをした十八、九歳の若者がいた。その若者の多くは、予備校教師小田実の教え子だった。」 …