2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

署名をお願いします!

河津聖恵さんのブログから転載します。 いろいろと、悲しくてくやしくて、言葉にならない。彼女が、こうして言葉を繰り出しつづけることに、心から敬意を表します。よろしくお願いします。 ☆☆☆ 本日は署名の訴えです。 読売新聞の記事をあらためて引用いたし…

『もうひとりの(以下略)』批評研究会のご案内

洪水企画さんが企んでくれました。 http://www.kozui.net/frame-event.htm から転載します。 ☆☆ 洪水Critique Court 野樹かずみ歌集 『もうひとりのわたしがどこかとおくにいていまこの月をみているとおもう』 新しく刊行された野樹かずみさんの歌集『もうひ…

「原爆文学研究9」/当事者になること

『原爆文学研究9』という冊子を送っていただいた。 とても興味深く読みました。 特集 原爆表象/文学と政治的リアリズム 「誰が広島を詠みうるか?」 と題した松澤俊二さんの論は、 おおざっぱな私の理解だけれども、 まず、天皇の御製碑をとりあげ、それが…

「ロンゲラップの海」

石川逸子さんの詩集「ロンゲラップの海」 ロンゲラップ、という言葉を見たとき、心臓がざりっとした。 1954年、アメリカはビキニ環礁で水爆実験をおこなった。第五福竜丸が被爆した、あの水爆実験で、ロンゲラップ島の人々も被爆した。島も、残留放射能…

笑顔のノーサイド

情報です。見てください。 1月22日(土)の親善交流試合の模様が、1月27日(木)放送のNHK「おはよう日本」で午前7時30ごろから、「笑顔のノーサイド」というタイトルで放送される予定です。もちろん、全国放送です! 以下、転載してもらったメール…

「一九四九年十一月二日」

一九四九年十一月二日 許南麒 ── この日、川口の朝鮮初級学校は閉鎖され、 子供たちはふたたび日本の学校にひきとられた 元 朝鮮初級学校長の詩 5 さようなら おれの仲間たち、 さようなら あわれな朝鮮の小さな同志たち、 四年前の十二月 君たちが はじめ…

「風の中を」

風の中を 許南麒 ──一九四七年四月、川口朝鮮初級学校の入学式の日に 元 朝鮮初級学校長の詩 大きなカバンを肩にかけ 少年たちよ、 君たちは あの風の中を歩いて来る、 ──先生、お早ようと 帽子をふりながらやって来る、 君たちは あの風に 負けなかった 風…

「これが おれたちの学校だ」

これが おれたちの学校だ 許 南麒 ── 一九四八年四月、東京都京橋公会堂で開かれた朝鮮人教育 不当弾圧反対学父兄大会に寄せた朗読のための詩 元 朝鮮初級学校長の詩 2 子供たちよ これが おれたちの学校だ、 校舎はたとえみすぼらしく、 教室はたった一つ…

「高校無償化」とは、生徒たちのためのもの!

日刊イオ http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io から転載します。 ☆ 「高校無償化」とは、生徒たちのためのもの! 先週のブログで、朝鮮学校に通う生徒たちへの「高校無償化」適用をめぐるタイムリミットが迫っていることを書きましたが、 ついに先週21日、東京…

(転載歓迎)皆様へのお願い!

河津聖恵さんのブログからの転載です。 (転載歓迎)皆様へのお願い! (転載歓迎)本日(21日金曜日)の朝日新聞の報道です。 朝鮮学校への「高校無償化」適用手続きを政府が凍結していることをめぐり、朝鮮学校側が文部科学省に対し、行政不服審査法に基…

墓場から

午後、弟から電話。 折り返し電話してくれという、声がただならぬ気配で、一度電話を切って深呼吸する。 金がないか、米がいるのか、事故か、病気か、また仕事がないか。 覚悟して電話する。 「姉さん忙しいところごめんな。」 (いーや、姉ちゃんはこたつで…

とくべつ、おもしろいこともない毎日

後ろの3列目の席の子が毎日ぼくを怒る。プリントをまわすときに、それをぐしゃっとしたのは1列目の子で、ぼくではないのに、ぼくを怒るんだ。毎日怒る。ぼくは毎日つらくてならない。 ぼくじゃないって、言おうと思っても、怒ってるから言えないんだ。 と…

「人は私をして考える」

河津さんのブログに、 ランボーの「私は一個の他者です」という言葉が引用されていて、 その言葉はぼんやり記憶にはあるが、こんなに生々しい言葉だったのかと再発見した。 http://reliance.blog.eonet.jp/default/2011/01/post-5378.html#comments 「われ思…

子ども、宿題の漢字の書き取り、「空」の1文字を書いたまま、眠りこんで、起きず。一度起こしてはみたが、正体不明で、らちあかず。米、そろそろ炊けるが、晩ご飯どーするよー。のこりの宿題どーするよー。明日の準備はどーするよー。

なりゆき

歌集「もうひとりの(以下略)」について、取材してもらったんだけど、私というのは、まったくなってないので、 「なりゆきです」としか答えられないのでした。なりゆき。 学生のときに、大学の隣の古本屋で、殺人事件を起こして死刑になった在日朝鮮人二世…

「日々のクオリア」に

久しぶりに「日々のクオリア」見に行ったら。 今日の短歌の1首評で、からんさんに取り上げてもらっていました。 ゲットーの四角い窓から降る雪をみているもうすぐ永遠に留守 ありがとうございます。http://www.sunagoya.com/tanka/?p=4090 雪のおかげだな。…

雪のため

朝6時。目覚まし鳴るが、外は雪。 部屋のなかの空気も凍っていて、布団から出られない。出るのがいやだ。出たくない。 もうすこし寝よう。学校はあとで車で送っていってやる。 とパパがいうので、もうすこし寝る。 7時半。あきらめて起きる。 45分、学校…

新しい花嫁

雪。寒くて頭がいたい。 朝から、子どもと雪かき。 そいでもって雪だるまつくる。 記念撮影。 ついでにもうふたつ。レリーフ風。

霧の中の風景

2日つづけて、朝、雪が積もっていた。道も積もっていて、坂道を子どもは転んで泣きながら、学校に行った。一昨日は結局3回転んで、昨日も1回転んだ。でも帰ってきたら、ランドセル背負ったまま、雪だるまつくっているから、まあ元気である。 元気であるが…

エレニの旅

昨夜。BSでテオ・アンゲロプロスの「エレニの旅」を見た。 はい。泣きました。 アンゲロプロスの映画は、「霧の中の風景」がものすごく好きで、 もう20年以上前に見たんだな、 あれはどこにもいない父を求めて国境を越える姉と弟の話でしたが、 ひたむきに…

あたたかいひとのなさけも

朝は雪が積もっていた。 ぼくの花嫁をつくらなくっちゃ、と子どもが言う。 年末に積もった雪でつくった雪だるまの花嫁さんは、日に日に溶けてゆきながら、けっこうがんばったけど、7日目ぐらいにはさすがに影もかたちもなくなっていたのだった。かわいい花…

走れ! ぼくのポッキー号

図書館から「のりものこうさく」の本を借りてきた子ども、 あれつくる、これつくる、それつくる、 とうるさい。 ママ、かんたんだよ、こうやってこうやってこうやるんだ、 と、作り方をすらすら読むが、 かんたんなら、自分でやんなさいっ。 牛乳パックが6…

やさしいともだちがいてくれて

ああそうだ、対話をしたいのだ、と思った。 批評がほしくて、もの書いているのではなくて、 対話したいから、(声になったりならなかったりする、どこかとおくの、しずかでふかい対話を)、だから、もの書くのだわ。読むのだわ。 言葉はとおい対話の場所から…

問いが降り注ぐ

高校の先生をされているのだと思う。ヤドリギさん。 修学旅行で広島に来られたのだろう、ヒロシマへの旅をテーマに、生徒さんたちと創作した共同詩を送ってくださった。 「問いが降り注ぐ、ヒロシマの声のほうへ」というタイトルがいい。 長いので、どう引用…

歌集「もうひとりの(以下略)」紹介してもらいました

歌集 「もうひとりのわたしがどこかとおくにいていまこの月をみているとおもう」 下記で紹介してもらっています。 洪水企画のブログ http://kozui.sblo.jp/article/42409880.html 洪水企画の単行本 http://www.kozui.net/frame-book.htm 河津聖恵さんのブロ…

針と糸

もう限界だから捨ててくれって、穿かないでくれっていうのに、穿きつづけて、私がもう捨てようと思ってゴミ箱の上に置いていても、それを拾ってまた穿いているGパンの、 「膝が破れたから繕ってくれ」ってもってくる。 すでにもうつぎはぎだらけで、つぎを…

空が届いた

本を送ると、こちらも思いがけない贈りものをもらったりして、うれしい。 それはきっと、どこか遠いところでしずかな対話があって、そこから寄せてきたさざなみのようなものなんだけれど、詩人の松尾静明さんから「空」が届いた。ひとりで見てるのはもったい…

かるた

正月1日。 朝、弟からの電話で起きる。とりあえず、屋根も仕事もあるのでえらそうである。 じゃあ、弟の居場所がわかったことぐらいは父に伝えておこうかと実家に電話するが、いない。 午後また電話するが、いない。親戚のところにでも行っただろうかと思う…

I need to be in love

思い出してはいけないものを思い出した気分なんだけど。 貼っとく。 http://www.youtube.com/watch?v=lWtihseLlvg I know I need to be in love I know I've wasted too much time I know I ask perfection of A quite imperfect world And fool enough to t…