2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2019春の旅 5日め 旅の終わり

28日。旅の最終日。朝、天王寺の美術館に。フェルメール展見に行く。秋に東京に行ったとき、見に行きたかったけど予約したり並んだり無理であきらめたのだが、大阪でやってるなんて。平日の朝、混んでいないし。中学生無料だし。 フェルメール、よかった。こ…

2019春の旅 4日め 天空庭園まで

27日。早朝4時起き。買っておいたカップヌードルを食べる。それから荷物をまとめて、ホテルを出て、始発の地下鉄に乗って、神田で中央線に乗り換え、八王子まで。昔そこで暮らしていたときに、いつも見ていた松本行きの列車に乗る。 こんこんと眠り、ときど…

2019春の旅 3日め 東京

3日めの朝、まず上野公園へ。桜もわりと咲いている。ゆっくり花見もしたいが、息子はそれどころではなく、美術館も見たいが、やはりそれどころではないので、ほらここが西洋美術館、ロダンのカレーの市民と地獄の門だけ見せて、動物園へ。パンダの列に並ぶ…

2019春の旅 2日め 美しい村

早朝に東京着。上野のコインロッカーに荷物を預けて、そのまま高崎へ。ついで横川へ。このあたり山のかたちが険しくてどきどきする。妙義山というのはこのあたりなのか。北関東の地理は私の頭のなかでは白紙。どこがどうつながっているのかいないのかよくわ…

2019春の旅 1日め ムーンライトながら

24日午前5時、始発駅から始発で出発。息子とふたりの青春18きっぷの旅の1日め。 駅に着く度、乗り換えの度に、息子はカメラをもってあれこれの電車をとってまわる。それでも彼の頭の中には、乗り換えの時刻やホームや路線がちゃんと入っているので、私…

春休み

金曜日は終業式だった。山のような荷物とともに帰ってくる。その数日前から学校に置きっぱなしのものを、これでもかというほど持って帰ってきていたが、どうすればいいか。使うもの、使わないもの、捨てるものに仕分けさせていたが、息子、途中で寝てしまっ…

一雨ごとに春になる

風はまた寒いけれど、すこしやわらかくなった。一雨ごとに春になる、と思う。それにしても、よく降る。昨日かな、宇和島で桜の開花。息子の小学校のころの同級生は、みんな中学校を卒業していった。仲のよかった子たちと連絡をとるならいまのうちだよと、し…

それほどのもん

もうすこしあとだと思っていたのに、病院は患者を甘やかしてくれないらしく、パパは昨日退院だった。支払いの用意をして、朝、迎えに行く。2日前に、退院がきまったと電話があったとき、「えっ、もう?」と思わず言ってしまって、どういう意味かと聞かれて…

「春」という詩があった。なんだっけ。思い出せそうで思い出せない。「春」という詩ならこの世に数えきれないほどあるに違いないが、いま私が思い出したがっている「春」の詩はなんだっけ。もやもやの記憶の奥からようやく手繰り寄せた。 春 芒克(マンク) …