2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

みかん色の月

夜、町会費の集金をするのに、外を歩いていたら、東の山から月が出てくる。おっきなみかん色の月。家まで息子を呼びに戻った。出ておいで。散歩しよう。 息子は月よりのら猫を追いかけていたが。私は町会費の集金をそのまま忘れてしまったが。 つづきはあし…

空ゆく雲の

空ゆく雲のはやさよ。 閑吟集。「あまり言葉のかけたさにあれ見さいなう空ゆく雲のはやさよ」 夕方、下校のバスを迎えにゆく。バスから降りた息子と坂道登っていたら、雲がもう秋だった。羊雲は高積雲といって、高度2,000 〜 7,000 mにできるそうです。息子…

運動会の練習

昨夜、パソコン開いたら、中秋の名月だよってグーグルさんが教えてくれたので、窓から見ました。写真に撮るとへんにあかるい夜空。 今朝、学校に行きたくないなあ、と息子が言った。小学校生活6年目にしてはじめてのことだ。組み体操の練習がいやだ。 「な…

パアラランのニュースレター

パアラランのニュースレターの印刷と発送、終えました。 途中で案の定、プリンターが調子崩して印刷できなくなったり、いろいろでしたが、なんとか刷れた。ほっとしてます。 本当に長い間、支えてもらってありがとうございます。 お金がなくなったら夏休みに…

トンネルを抜けて

近隣の中学校の入学説明会がぼつぼつはじまっている。 息子、地元の中学には行きたくない。指定中学は、1学年200人もいて、そのうち150人が今の小学校から行くのだが、それはもう耐えられない、と言う。ぼくをいじめた奴らもたくさんいるし、すさんで…

金木犀

朝、庭に出ると、金木犀の匂いがした。金木犀咲いている。秋だ。秋海棠のピンクの花も咲いている。庭は手入れしていないから蜘蛛の巣だらけ。すごいことになっている。 夏の間、ほったらかしだった畑もさんざんで、いちご畑も荒れている。ずいぶん枯らしてい…

帰ってくる

息子が修学旅行に行っている間に、私はずいぶんたくさんのことをした。畑の草刈りして、だいこんとかぶの種もようやく撒いた。 パソコンと格闘してパアラランのニュースレターもつくった。プリンターは一度に刷ると紙がつまるという代物なのだが、一枚ずつだ…

帰ってきた

翌日の夜、修学旅行から帰ってきた息子のお土産は、お菓子だった。ほかにボールペンと鉛筆削り。1000円以上も使わずに持って帰った。まあまあ楽しかったし、いやなこともそんなにはなかった(すこしはあった)。福岡でスペースワールドに行った。ジェッ…

修学旅行速報

修学旅行速報。 朝、義父さんから電話。 息子が修学旅行で萩に行くと言ったら、会いにいこうかの、と言った。すると息子は、来てもいいけど、遠くからこっそり見るだけにして、と言い、そうしようかの、とおじいちゃんは言った。 まさか、萩まで車で1時間か…

朝焼け

息子、今日から修学旅行。山口と福岡に行きます。 朝5時起きで、6時過ぎの始発のバスで学校へ行く。一緒に来て、と言うので学校までつきあうことに。朝焼けがきれいだ。 息子、修学旅行のバスが出るのを手をふって見送ってもらうつもりだったのだが、ほか…

ありがとうございます

朝、学校に行く息子と一緒に家を出て、そのまま一緒にバスに乗り、そのまま私は街まで行く。 パアラランへ送金。 助けてくださるみなさま、ありがとうございます。 あるだけ全部送金しました。 本当はこの時期、ニュースレターの発送は終わっているはずなの…

耳鳴り その他

数日前、Yくんのお母さんに久しぶりに会った。Yくん、なかなか学校に行けてないって言う。睡眠障害で起きられない。自律神経失調症の診断。5年生になる頃、急に体が大きくなった頃から、難しくなった。自閉症スペクトラムの診断も出て、いろんな特徴はう…

切ったりつないだり

「縁を切りたいと思う」と息子はムーミンに言ったのだったが、月曜日、ムーミンは言ってきた。「話をするときは、縁をつないで、話が終わったらまた縁を切ることにしよう」。 それで、縁をつないだり、また切ったり、をしていた、らしい。 なんか、豆電球を…

コップの水

詩と音楽の雑誌「洪水」第16号は池辺晋一郎さんの特集だったんだけど、小池昌代さんとの対談のなかで、盲目のチェンバロ奏者の話をしていた。武久源造さんという松山出身の人らしいんだけど、その人がドキュメンタリー番組のなかで、同じく盲目の友人とし…

世にあってひとの境涯をちがえるものは

長田弘『本に語らせよ』は、泣きたいほどいい本だった。今年5月に亡くなった詩人の遺稿集。 「世にあってひとの境涯をちがえるものは、それぞれが胸中にもつ詩のちがいです(略)。みずから恃むに足る言葉としての詩を、わたしたちは胸の奥に、いったいどれ…

いい湯加減

昔、弟が、家からお金を持ち出して、あれこれ買っては、友だちに配っていたことを思い出したが。 あのさ、ムーミンなりの友情の表現なんだと思うよ。それで、楽しく遊んでいたのが、悪くとられて、絶交までされたら、傷つくと思うよ。絶交するなとは言わない…

藪の中

芥川龍之介の「藪の中」は面白い小説だった。10代の終わり頃読んだかな。映画「羅生門」の原作。 息子、国語の長文読解ができない。説明文はまだなんとかなる、が物語文が。 問題集に、林のなかを歩いていく兄弟のお話があって、兄の気持ち、弟の気持ち、…

9月になった

午前四時に大雨警報と避難勧告の防災無線で起こされて、学校休み。雨は朝方だけで、あとは穏やかだった。 虫が鳴いてる。夏が終わると思う。この夏、お盆の帰省のあとに、私が見ていたものは、中学受験の参考書、問題集、過去問。 ひととおり目を通しました…

自販機ごっこ

午後、担任の先生から電話。 ムーミンが息子のポケットにお金を入れようとしたことの謎について。 その日、お金をもっていたムーミンは、息子のランドセルを自動販売機に見たてて、ランドセルのすきまからお金を入れて、下に出てくるのを受け止めたり、あれ…